Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

RMIT大学
2012年2月号 経済学部 H.O

メルボルンについて

メルボルンはオーストラリアで最も多文化的な大都市で140以上の異種民族の多様性を保つそうです。CBD(中心業務地区)に近づくほど英語が聞かなくなってもおかしくありません。今まで出会った人の中ではオージー(オーストラリア人)より留学やワーキン
グ・ホリデーなどで来ている外国人の方が多かったのです。

実はメルボルンの歴史は移民者なしで語ることができません。「メルボルンの歴史イコール移民の歴史」といっても過言ではありません。移民博物館まであって、殖民された事や、ゴールドラッシュでの移住民の事等もすべて紹介されています。ゴールドラッシュとともに多数の中国人が移住してきたため、CBDの真ん中にはオーストラリアで最も古い中華街があります。Lygon streetにはイタリアからの移住者が多く、(確かに2番目に多い)イタリア街も無視できません。メルボルンでよく愛されているコーヒー(飲むべし)は、そのストリートにあるカフェエスプレッソマシンが発祥で、そこからメルボルン全体に普及されました。このような多文化都市であるメルボルンは、それぞれの区域ごとに各国からの移民者が集まっており、各々の違う雰囲気を味わえることがで
きる。

また毎週水曜日にはSuzuki Night Marketがあり、そこは毎日大きいマーケットをやっているのですが、水曜日の夜だけは大きい祭りなどのイベントを行っており、多国
籍料理やショーなどがあります(夏限定)。普段そのマーケットにほとんど何でもあって(カンガルー肉、クロコダイル肉など)、しかも安い値段で売っています。特に終わるころに行くと、さらに安くなる場合もあります。この間は15個のトマトを1ドルで買いま
した。

物価

現在オーストラリアは経済バブル(不動産バブル)状況で、物件が特に全体的に高いのです。日本と違って一か月単位ではなく、一週間単位で家賃を払うことになって、(もちろん場所によって異なりますが、)大体最低でも150ドルはします。日本円にすると6万
以上もします。しかも、自分の場所ではなく、シェアハウスなのです。東京に負けないぐらいの高い家賃です。それに、日本では、不動産屋さえ行けば色々情報を提供してもらえ、大体すぐに好みの物件が見つかります。メルボルンは違って不動産屋が持っている物件が限られていて、自分から電話したり、メールをしたりしないといけません。その上、自分からそこまで足を伸ばして下見をしなければなりません。僕の場合は全部合わせて10件以上見に行って、一週間以上かかりました。

Adas・Traperas・Pera

まだここに来て三週間しかたっていませんが(というか三週間も経ったと言った方がよいかもしれません)、授業はこれから始まって色々な困難に出会いそうです。どんなに高い壁がそびえ立っていても乗り越えていこうと思います。