Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2019年5月号 法学部 R.Y

治安、危険、トラブルについて

今月でオーストラリアに来て3ヶ月が経ちますが、何かのトラブルに巻き込まれたことや事件が身の回りで起こったということはありません。パースの治安は比較的にいいと言えます。しかし、夜の9時以降からは注意が必要です。その時間帯になると、お酒を飲んでいる人や、ドラッグをしている人が増えます。私も一度、夜の10時ごろにフリーマントルのバス停で友人と話していた際に知らない男にものすごい勢いで怒鳴られたことがあります。オーストラリアのお酒を飲んだ人は気性を隠さず表に出すので気をつけてください。オーストラリアではドラッグをしている人間が多いと聞きます。それはたとえ同じ寮に住んでいる生徒たちもしている可能性もあります。したがって、バーやクラブでのドラッグに気をつけるのはもちろん、ホームパーティーなどの場でも疑いの心を持って飲むようにするようにしてください。マードック大学には夜になると大学内を回るセキュリティのシステムがあります。そのシステムの使い方の例としては、夜遅くまで図書館で勉強をしていたとして、寮に一人で帰ることに不安を感じたときにそのセキュリティに電話1つで連絡することができ、車で寮まで運んでくれます。特に女性の方はこのサービスをよく活用しています。したがって大学内の夜もあまり気にすることはありません。

 

ルームメイトとの関わりについて

マードック大学の寮は北と南の塔に別れています。私は北の塔に私を含め5人で暮らしています。アメリカ人、シンガポール人、インド人、日本人という人種です。私のルームメイトは幸運なことにとてもいい人たちで特に人間関係で困ることはありません。大人数で暮らすことのメリットとしては、様々な国から来た人たちと文化の話などをすることができ、視野を広げることができるということ、暇な時間にゲームなどができるということです。しかし、日本人の交換留学生の中には6人部屋でそのうちシンガポール人が4人で日本人が二人などと固まる可能性もあります。こればかりは最初の段階では選択することが不可能なので運次第ということになります。また、中にはあまり人と関わることが好きではなく部屋から出てこない人たちもいます。なのでこれも運です。ただし、部屋を変えたい場合は事務所に言えば対応してもらえるのでどうしてもルームメイトに我慢ができない時や、不満を感じることがある場合は溜め込むことなく部屋を移動することをお勧めします。しかし、部屋を移動するときに注意しなければならないことがあります。それは、自分が今支払っている額の部屋より値段が安い部屋には移動することができません。つまり、値段が変化しない別の部屋か値段が高い部屋を選択しなければなりません。これを知っておくとかなり便利だと思います。デメリットは人数が多い分いざこざも増えるということです。綺麗好きな人、そうではない人、掃除をする人、しない人、音楽を朝からスピーカーでかける人、などいろんな人がいます。特にそういうことに関しては日本人のように気を使うということはないので多少は受け入れる必要があるかもしれません。ルームメイトが良くも悪くもまずは自分から積極的に話しかけてフレンドリーにすることが第一だと思います。そしていい関係を築けば、嫌だと思ったことでも言えるようになると思います。