Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2018年5月号 国際学部 M.A

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

マードック大学周辺ではそれほど治安が悪いと感じることはありませんが、パースシティ周辺、とりわけ夜の街“Northbridge”と呼ばれるあたりは注意が必要だとよく感じます。Northbridgeは飲み屋などが多く立ちならんでおり、シティの中でも比較的遅くまでお店などが開いています。そのため酒気帯びした人たちが声をかけてくることもしばしばあります。また“Fremantle”と呼ばれる港付近では、暴言をはかれお金を要求されることもありました。シンガポール出身の私の友達も暴言をはかれ、空き瓶を投げつけられたと話してくれました。少し残念ですがアジア人であるがために軽視されことも多々あると感じます。また学生寮の中もそれほどセキュリティがしっかりしているわけではないので、自分自身で危機管理をすることが大切であると感じました。というのも夜に見回りを行って下さっている方はいるのですが、外部から誰もが寮に立ち入ることができる環境にあります。そのため私の部屋の窓の外に不審者が現れ騒ぎになり、事情聴取を受けたこともあります。夜はしっかり窓を閉めてブラインドを下ろすなど、自分自身でできることを行わない限り安全な場所などないと思いました。本当に自分の身は自分で守るという意識が大切であると感じました。

 

季節、気候、天気について

早くもオーストラリアにきて3ヶ月以上経過し、6月の頭にさしかかります。2月にこちらに来た際は今年は40度を超えることはなかったようですが、やはり38度ほどまで気温が上がり暑かったのが、現在では16度とかなり涼しくなってきました。日本にいた時では涼しいと感じるかもしれないこの気温が、こちらで生活するにつれて身体も慣れてきて不思議なことに30度を下回る日に涼しいと感じるようになりました。それなので日本人にとってはさほど寒くない気温でも現地の人々や年間を通して温暖な気候の国から来ている友達などは寒そうにしており、興味深いなと感じました。いずれにせよ、オーストラリアは昼と夜の温度差も大きく、慣れない環境での生活で初めのうちは疲れもたまりやすいので、体調管理をしっかりする必要があると感じます。また冬になるにつれて雨が多くなるのが、この国の特徴だそうです。激しい雨が降ることもしばしばあるので傘を持っていた方がいいなと感じます。カナダに留学していた際は現地の人が傘を使用しているのを見かけることはあまりなかったのですが、オーストラリアの人はそれに比べると傘を使用している人を多々見かけます。これも国によって違うのだなと興味深く感じました。体調を壊すと自分自身でケアしなければならない状況がほとんであると思うので、より一層寒くなるので気を付けていきたいと思います。