Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2017年10月号 国際学部 K.S

①カルチャーショックについて

この9ヶ月を振り返ってみて特に大きなカルチャーショックはありませんでしたが、いくつかオーストラリアの変わった文化を発見したのでそれについて書きます。オーストラリア人はフレンドリーな一面、lazyな性格であり、日本人の時間に厳しい習慣が根付いていると、こちらに来て少し驚くかもしれません。友達との約束で〇時に待ち合わせ、と決めて時間ぴったりに集合できたことは一度もありませんし、約束をするときにishといって大体の時間を決めることもあります。6ishは6時20分まで(人によると思いますが)遅刻にならないそうです。どうしても時間に厳守してほしいときはsharpといってみましょう。それでも出発時間を過ぎて出発することはありますが (笑) 遊びの予定を立てるのも、誕生日パーティや予約の必要なイベント以外は早くても1週間前で、だいたい当日の朝に今日会うかどうかを確認されることが普通です。

食器を洗ったあと水をすすがない文化について聞いたことがあるでしょうか。オーストラリアでは節水のために家庭によってシャワーの時間を決めていたり、食べ終わった後の食器はシンクに水を張り、洗剤を流し入れた洗剤水のようなところでじゃぶじゃぶと泡立てて洗い、そのままタオルで泡をふき取ります。ロードトリップでこのような洗い方をしなければならなかった時は、同じ水で40人分の食器を洗ったので汚れが落ちるどころか余計に汚くなっている気がして食欲が落ちてしまいました。

節水にはうるさいオーストラリアですが、食べ物を残すことに関しては気にしない人が多いと感じます。日本に比べるとレストランの一人前はやや多く、定番のフィッシュアンドチップスを頼むと2切れの大きな白身魚と一人では食べきれないくらいの量のポテトが出てきます。日本ではあまりないですが、こちらのレストランでは食べ切れない料理を容器に詰めて持ち帰ることが容認されており、お店の人に容器を貰えるか聞いて(時々お金がかかることもありますが)可能であれば次の日のランチにできるので食べきれない時はぜひ。

②留学中の勉強について

ちょうど今週でweek14が終わり最後のエッセイに取り組んでいます。今月はマードック大学での勉強で私が感じた大事なこと、役立つサイトについて書きたいと思います。

1.時間の管理が大事

以前先輩が書いておりましたが(2015年10月号参照)、第二言語でエッセイを書くのには想像以上に時間を要します。私も2000字のエッセイを完成させるのに5日ほどかかりました。エッセイの書き方も日本の形式とは違ってとても複雑で、引用の仕方がAPA、Chicagoをはじめ様々あり、科目によっては指定の引用形式を使わなければなりません。また学期の後半になるとどの科目もエッセイやレポートなどの課題が増えるので他の課題の提出日と重なるということもあります。こちらでは相当の理由があればチューターとの相談のうえ、締め切りを延ばすことができるので、早めに勉強の計画を立てて一夜漬けで終わらせるようなことにならないようにしましょう。

エッセイを書き終わると達成感に浸って気を抜いてしまいがちですが、課題を提出する前にユニットガイドの課題に関する説明をもう一度熟読すること、課題のカバーシートにあるチェック欄でそれぞれの課題で求められていることが何か抜けていないかなど見直しをすることが大事だと感じました。

2.役立つサイト

前期にBAR100という大学での学びについて習う授業や日本人交換留学生のためのサポートクラスでエッセイの書き方について詳しく学びます。しかし実際エッセイを書くときどうやって書けばいいか悩むこともあるかもしれません。これはアデレード大学のサイトですがエッセイだけでなく英語を第二言語とする学生のために大学で必要なアカデミックな英語を学べるので参考にしてみてください。

https://www.adelaide.edu.au/english-for-uni/

また、マードックライブラリーのサイトには引用の仕方が詳しく書いてあるのでよく使っています。

クオッカに会うために3回もロットネスト島に行きました♡

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