Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2017年5月号 国際学部 K.S

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

パースは「世界一住みやすい街」といわれているように、ここに来てから一度も危険を感じたことはありません。North West Tripのとき、友達が財布をなくしたことに気づいて前日に行ったカフェに落とし物が届いていないか聞いてみると探してはくれましたがやはりありませんでした。これが海外か、とあきらめかけた時になんとなく足を踏み入れた隣のReceptionの机に友達の財布が置いてあり、お店の人によると親切な人が届けに来てくれたそうです。クレジットカードも現金も盗まれていなくて友達は本当に幸運だったと思います。

治安の面では比較的いいパースですが、オーストラリアには非常に危険な蜘蛛や蛇が住んでいます。私も大学の帰り道、普段とは違う木の茂った道を歩いていて蛇に遭遇したことがあります。私が蛇を見たのは昼間だったので、普段からなるべく森には近づかないようにしたほうがいいです。危険な生物に関してはインターネットで調べておき、回避しましょう。

トラブルといえば、トイレのドアノブが壊れてルームメイトが夜中に閉め出されるという事件がありました。その時起きていたのが私だけで、オフィスも閉まっていたので緊急時の連絡先に電話して助けに来てもらいました。結局ドアノブを外して扉は開いたのですが彼女は1時間近く閉じ込められ本当につらかったと思います。スタッフはすぐに来てくれたのですが、全然ドアが開かなくてとても時間がかかりました。寮のポータルサイトからメンテナンスを頼むことができるので、トラブルが起こる前に修理してもらうべきだと思いました。

②ボランティアについて

今月から毎週金曜日に高校の日本語の授業に参加させてもらい、会話パートナーとしてお手伝いをすることになりました。私はYear11とYear12の授業に参加しているのですが、Year12の学生は大学受験で日本語を使うため、自分の文法が正しいかどうかなど積極的に質問してくれます。授業は1時間で、私が参加してる授業では会話が中心なので事前に準備されたプリントをもとに質問をします。ペアも交代制なのでほとんど全員と話すことができました。毎週会っているうちに学生との距離が縮まっていくのを感じ、今は高校生のテスト期間でお休みなのですが行きたくて仕方ないくらい楽しいです!

日本の学校と違って面白いと思ったことについて書きます。オーストラリアの高校は部活動がないため、授業が終わるとそのまま帰宅します。そのため、先生も遅くても5時には仕事を切り上げて帰り、残業することはありません。また毎週金曜日の朝は職員のミーティングがあり、授業の前に職員同士でお茶をします。私も参加させてもらったのですが、毎回抽選会を開いているようで、当選した先生はワインを貰っていました!これには少し驚きましたが、楽しい職場の雰囲気が伝わってパースらしくていいなと思いました。

正直に言うと、私は教師を目指しているわけではないし人に何かを教えるのが得意ではありません。しかし高校生や大学の友達に日本語を教えていくうちに、どうやったらもっとわかりやすく説明できるのかなど考えるのが楽しいと思うようになりました。留学中に何か新しいことを始めてみたいと思っているのなら、やってみたほうがいいと思います。この他にも、大学内のホームページから学内・学外両方のボランティアを探せる場所があるのでそこを活用してもいいかもしれません。

Applecross SHS