Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2017年3月号 国際学部 K.S

①環境について

私はマードック大学の環境について書きます。

まず、マードック大学はとても広いです。というのも西オーストラリアの中で最も敷地面積の大きな大学で、獣医学部があるため大学の敷地内に農場施設があり、馬や牛を見ることができます。またその近くには植物園のような場所があり、日本では見られない変わった植物や様々な種類の鳥がいるので、休み時間に観察したり写真を撮ったりして過ごすのもいいでしょう。私のお気に入りの場所はブッシュコートという広場です。ソファが置いてあるので(夕方5時くらいになるとトラックで回収されます)学生はそこで昼ご飯を食べたり読書や勉強をしたりします。私がよく使う大学施設は図書館です。図書館の中には24時間開放スペースがあり、夜は寮に住んでいる学生がよく活用しています。エスコートサービスという家まで送ってくれるサービスがあるので夜遅くまで残ってしまった日でも安心です。

 

②North West Tripについて

マードック大学にはスタディーブレイクという1週間授業の無い期間があります。3月と4月のスタディーブレイクに2回North West Tripという10日間のキャンプがあり、私は1回目に参加しました。従来の先輩方も多く体験しているトリップですが、今回の参加者は日本人は2人で全体では30人以上でした。パースから離れてオーストラリアの北西部、砂漠のような場所で何もないところをバスで走りキャンプ場を目指します。前半はビーチに行くことが多く、海で泳いだりオプションでボートに乗ってカメを見たりWale Shaekと泳いだりシュノーケリングをしたりできます。後半はKarjini National Parkというところに行きました。毎日のご飯は、食材は用意されているので野菜を切ったり盛り付けるなど少し手伝う程度でした。夜は自分たちでテントを立てて2人~4人で寝ます。

このキャンプではオーストラリアの大自然に触れられて、プラネタリウムのような星空を見られて、自分では絶対にいけないであろう場所に行けるのでアウトドアが好きな人にはおすすめです。しかし私のように虫が嫌いで夜道を歩くのが苦手で携帯がないと生きていけないような人にはかなり刺激のあるトリップかもしれません。今年のトリップは5日目から大雨になり、後半は雨の中活動を決行したり夜はテントの中まで濡れてしまいやむを得ず1日早く帰ることになりました。ツアーガイドによるとこのような悪天候は稀だそうです。それもあり凄く楽しかった!!とは言えませんが、このようなめったにない悪天候の中でも生き抜いたことは一生忘れられない思い出になると思います。

North West Tripに行く前いろいろと準備が大変だったので、特に必要なものをここに書いておきます。まず、10日間の衣服などを入れる大きなリュックと活動用の小さなリュックです。キャリーケースはテントの中に入らないので荷物を入れるのはリュックのほうが便利です。今回のように雨が降ったときは特にですが普段でも活動していて濡れたり汚れたりするので10日間分の捨ててもいい服が必要です。日本からはあまりたくさん持ってこれないと思うのでKMartという近所のスーパーで買うといいです。寝袋は最初の日本人オリエンテーションのときに去年の先輩方のものを貰えます。ハエ除けのフェイスネットはトリップの最初の日に途中の売店で買えます。虫よけスプレーは近所のスーパーで買えますが、ムヒのような痒み止めはなかなか手に入らないので日本から持ってくることをおすすめします。今回、蚊はあまりいませんでしたが気候や季節によってもどんな虫がいるかわからないので。

車からの景色

夕日綺麗でした

Coral Bay

Karjini National Park