Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2016年2月号 経済学部 T.M

①オリエンテーションについて

オリエンテーションは、寮に入ってから授業が始まるまでの約二週間の間、ほぼ毎日開催されます。国外からの学生向けのものと交換留学生に向けてのものが大学から行われます。それ以外の日程で、vilageに住んでいる学生向けのパーティやアクティビティが開催されます。1日の間に3つくらい用意されていて、全て無料で参加できます。時間も被らないよう調整されているので、体力があれば全てに参加するといいと思います。このオリエンテーションに来ると、本当に大学寮は小さな国際村であると実感します。国も違えば言葉も違うし、英語も違います。独特のイントネーションを持った国の人と話すだけでも、いい経験になること間違いなしです。ただ、英語が不慣れな日本人にとって友達を作るのは困難です。相手の国のことを知っていると、ぐっと距離が近くなります。遭遇した国はアメリカ、イギリス、ドイツ、シンガポール、フィリピン、ジンバブエ、デンマーク、スウェーデン、インド、中国、韓国、台湾です。日本のことを知っている学生が多いので、逆に相手の国のことを知っているととても喜ばれます。特にアメリカとオーストラリアの人が多いので、調べておくと非常に役立ちます。

 

②ルームメイトについて

私は定員が5人の寮に住んでいます。ルームメイトは、私を含め、日本人が2人、オーストラリア人のナイスガイが一人とその彼女(国籍不明)が居候、スウェーデンとデンマークからの美女二人が、それぞれの部屋で暮らしています。こちらに来て知ったことですが、カップルが同棲している場合が多々あるようです。(私の寮も含め)人数は定員を超えてしまっていますが、誰も気にしていないところを見ると、普通の光景なのかもしれません。到着した当初は驚くかもしれませんが、これがオーストラリアです。自由で勝手な国だと思うかもしれませんが、みんなもれなく優しいです。英語が出てこなくても、真剣に聞いてくれます。ただ、日本人以外は英語がとても上手なので、複数人で会話するとなると置いていかれます。参加どころか、理解のスピードも追いつきません。ただ、黙っていても気にしていないようなので、リスニングの練習だと思って耐えるといいでしょう。5日我慢すれば、少し聞こえるようになります。10日目には相づちが打てるようになります。そうなったら、使われている英語を盗んで使ったり、少し楽しくなります。最初の頃は、自分の”できない”と真正面からぶつかります。本当に怖いですし、挫折もします。でも、いかに折れないかでその後のオーストラリア生活も変わってくきます。私と英語の”戦い”もまだまだ続きそうです。早く仲良くなれるよう努力します。