Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年3月号 文学部 T.K

環境について

私は主に大学の施設について話したいと思います。私達、交換留学生は大学の敷地内にある留学生寮に住んでいるのですが、寮では無料のインターネットがないため、月極めで契約することができます。しかしながら、大学の図書館やクラスのある建物のほうに行くとマードックの学生であれば使える無料のWi-Fiがあります。寮から授業の行われるクラスや図書館まではだいたい10から15分程度で行くことができ、授業が行われている平日だと図書館は朝8時から夜9時まで基本的に使用することができます。なので、多少の不便さはあったとしても個人で契約せずに無料のものだけ使って生活はできなくはないと思います。

また図書館は24時間開いていて、勉強をしたりパソコンを使用できるエリアがあるため、9時以降はよくそこを利用して課題が大変なときは夜遅くまで勉強しています。また、図書館の前には大きなブッシュコートと呼ばれる芝生のエリアがあり、多くの学生はそこで授業の合間の時間を過ごしたり、リーディングをしている人、友達と話をしている人やランチを食べているひとなど、海外の大学のイメージの一つにありそうな景色を見ることができます。さらに、大学内には小さな病院みたいなものがあり(龍谷大学にある保健センターみたいなもの)、私達マードックの学生は診てもらうことができます。

大学自体は大きな町から少し離れているため、日ごろは勉強に集中できる静かなところで、今のところ大きな犯罪なども聞いていないため、治安もよいほうだと思います。こっちに来て一番びっくりしたのは、大学の図書館でパソコンや自分のかばんなどを机において席を立つ人が多いことです。日本以外の国でこのようなことが起こるなんて想像もしていなかったのですが、このことからもこちらの治安のよさがうかがえるかと思います。


日本人学生へのサポートについて

今回は、新しい生活環境や授業スタイルに適応するにあたり、マードック大学で私達日本人をサポートしてくれる人々のことを紹介したいと思います。まず、マードック大学で日本語を教えておられる森山先生のサポートは非常に心強いです。こちらでの生活で不安に思うことがあれば日常生活の些細なことや日本人だからこそ悩むことなど、様々なことに対して相談にのってくださる、学生ととても距離の近い先生です。またマードックで日本語を勉強している学生との繋がりも作ってくださるため、様々なジャンルで私達をサポートして下さっています。

次に、主に授業に関するアドバイスとサポートをしてくれる、ジェームスという先生がいます。週に1回1時間、日本人のためだけのサポートクラスを行ってくれており、その授業では日ごろの授業でわからなかった所・ついていけなかった所を質問することができ、ネイティブの学生と同じ授業を取っているなかで、ジェームスサポートはとても大きなものです。また個人的にエッセイの書き方や内容のことなどいつでも気軽に相談に乗ってくれます。

最後に、マードック大学の交換留学生全般をサポートしてくれるラス(日本でいうと国際部の職員さん)という人が様々な機会を私達にオファーしてくれます。授業が始まる前はオリエンテーションの一環として、様々な場所を訪れる機会を作ってくれていたのですが、授業がはじまっている現在も交換留学生のために様々な人との交流の機会や様々な場所を訪れるイベントを企画してくれています。例えば最近のものだと、オーストラリア人とのバディプログラムや週末に近くの湖を訪れる機会などがありました。

私達は生活・勉強・友好関係やアクティビティといったあらゆる面からの様々なサポートをうけているので、10カ月という期間の中で様々な面から積極的にいろいろな経験をしていけるよう頑張りたいと思っています。