Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年5月号 国際文化学部 A.F

治安について

パースの治安はすごく良いです。こちらに来て4か月が経とうとしていますが、特に何のトラブルにも遭わず安全に過ごせています。しかし、やはり夜は注意が必要です。友達とパースシティに食事に行った際、突然知らない人に怒鳴られたことがあります。夜は酔っ払いや変な人が多いので、本当に気を付けなければと痛感しました。また私のルームメイトは、以前バス停で待っている時に一台の車が前に止まり、突然空き缶を投げつけられたそうです。またシティでアボリジニの人々を見かけることがあります。彼らは危険視されていて、実際以前にはアボリジニによる暴力事件があったそうです。友達からはアボリジニを見かけたら関わってはいけないと忠告されました。パースは治安の良い安全な街ですが、私たちはあくまで外国人であり、その意識を決して忘れてはいけません。安全に楽しく留学生活を送るためにも、危機管理に徹する必要があると思います。

 

トラブルについて

危機管理ということでフラットでの共同生活について少し書きたいと思います。私のフラットでは以前爆発騒動がありました。先に使用した人がオーブンを消し忘れ、充満したガスが引火した為、そのような事故が発生しました。誰も大きな怪我を負うことはなかったのが不幸中の幸いでした。もう少し気付くのが遅ければ・・・と考えると恐ろしいです。この事故をきっかけに、私の危機管理への意識は大きく変わりました。それ以来調理の前後は必ずガスの消し忘れがないか、確認するようにしています。色々な人が生活するフラットで自分の身を守るのは自分なのだと、改めて認識する機会になりました。また自分自身が加害者にならない為にも、この意識はとても重要であると身に染みて感じています。

 

授業の特色について

ついに前期の授業を全て終え、残りは試験のみとなりました。この数か月授業を通し、分かったマードック大学の授業の特色について書いてみようと思います。まず、課題について。課題については、どのような基準で採点されるのか事前説明を受けることになります。私としては、どのようなことを求められているのかが明確なので、その分課題に取り組みやすいと思いました。提出後は全ての課題に対し、担当教員から丁寧なアドバイスをもらいます。またマークシートももらうので、どのような点が不十分だったのかを自分で確認することが出来ます。次にチュートリアルについて。日本人留学生が苦労するのは間違いなくこれです。この形式の講義では発言が求められますが、これは決して毎回の授業で発言することを意味しているわけではありません。自分のわかる分野で、出来る限りの授業参加をすることが大事になります。チューターの先生が授業参加をサポートしてくれるので心強いです。私の場合1週目は不安でいっぱいでしたが、それでも14週乗り切ることが出来たので、それほど心配しなくても問題ないと思います。