Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年11月号 経済学部 J.M

この一年を振り返って

この一年間は本当に中身の詰まった一年になりました。留学するまでは特に国際交流などをしておらず、ひょんなことから留学が決まり、オーストラリアについて1、2か月は自分が外国にいることが現実に思えず、夢の中にいるようでした。英語で開講される授業は理解できず、質問するにも英語なのでなかなか聞きたいことも聞けず本当に苦労しました。しかし、帰るころには現地での生活にもすっかり慣れ、帰国日の10ヶ月間住んだ寮を離れる時にはものすごい寂しさを感じました。この自分の心境の変化からも言えるように、この一年間でいろいろな面で成長できました。英語面はまだまだ満足できるほどのものではないですが、初めに来た時と比べると改善されました。英語以外にも初めての一人暮らしで今まで自炊もしてこなかった私ですが、今では料理も少しはできるようになり生活面でも成長できました。他にも自分と異なる文化を持った様々な人との交流の中で、今までとは異なった視点から物事を見られるようになりました。もちろん苦労した事もたくさんありますが、何よりオーストラリアでできた友達やその友達との楽しい思い出は日本ではできない、経験できないものなので本当に留学することができて良かったです。私の留学生活を支えてくれた親や友達、先生、そして、この機会を提供してくれた龍谷大学にとても感謝しています。本当にありがとうございました。

 

帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

まず、自分の英語力がどれだけ伸びたかを知るためにTOEICを受けたいと思います。そして、現在4回生になりますが、2015年度卒に向けた就職活動を始める予定です。就職活動に対する心構えが留学する前と変わりました。留学する前では就職活動はしなければいけないものという見方でしたが、今では選択肢の一つとして就職活動をするといった感じに変わりました。これは留学を通して、一人で考える時間が多かったので自分は何がしたいのかが少し見えてきたからだと思います。その他にはこれからは積極的に留学生と関わっていきたいと思います。留学する前はほとんど関わったことがありませんでしたが、留学してから異文化の人と交流する楽しさを知ったのでもっと関わりたいと思います。そして、自分自身も留学で苦労した経験をしたことで、留学生の気持ちが少しはわかると思うのでサポートしていきたいと思います。 留学経験を活かすというよりもこの留学経験が私自身を変えたと思うので留学経験がこれからの行動、言動一つ一つに反映してくると思います。なので、留学経験を活かせるように留学で得たものを忘れずに生きていきたいと思います。