Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年7月号 経済学部 J.M

試験について

龍谷大学の試験とは異なることがたくさんあります。交換留学生は3つの授業をとることになっているので、テストは3つだけです。試験期間も2週間ほどあり、さらにテスト期間が始まる前に一週間ほどの休暇期間もあり試験勉強をする時間はたくさんあります。しかし、試験の中で質問に対してエッセイやパラグラフで答えることを求められたりするので、たとえ答えがわかっていたとしても英語で書けなければ意味がないので、試験前の準備はとても大切です。試験は3つだけですが、1つの授業の範囲が広く、試験期間と休暇期間だけではなく日頃の講義の予習、復習も欠かせません。

マードック大学の試験は基本的に学校の体育館で行われ、複数の科目のテストが同時に行われます。試験の科目によって変わりますが、私が受けた試験はだいたい2~3時間のテストで試験時間の前に10分間のリーディングの時間があり、問題を読むことができます。答案用紙に答えを書くことはゆるされていませんが、記事を要約する問題では問題用紙にマーカーをつけることなどができます。英語が第一言語ではない生徒は紙の辞書を持ち込むことができます。私は日本から持ってきましたが、図書館でも借りることができます。他にも、試験時間が長いので水を持ち込むことも許されています。

 

自由テーマ

今回は6月の中旬から7月の終わりまである休みについて書きたいと思います。日本ではこの時期は夏ですがオーストラリアは冬なので冬休みにあたります。マードック大学では冬休みの間も講義を開講しています。この冬季講習は10回ほどの講義からなり、内容は学期で受ける講義とだいたい同じものなっており単位も同じように修得することができます。私はTLC120(Introduction to University Learning)という講義を履修しました。以前の交換留学生の方も数名この授業を冬季講習でとっており、マンスリーレポートでこの授業について書かれていたので、大変であることはわかっていましたが得るものもたくさんあることもわかっていたので、私も受講することに決めました。講義は9時30分から14時まであり、その中に1時間休憩がありました。講義以外にも毎回課題が与えられ、次の講義には提出しなければならなかったので、この冬休みはほとんどすべての時間をこの講義に費やしました。しかし、以前の交換留学生が書かれていたように大変ですが、内容はとても興味深いもので、特に私はクリティカルシンキングという大学で講義を受けるうえでとても重要なものを改めて学ぶことができ、受講を決めて良かったと思いました。講義が終わるころには冬休みも残りわずかですが、前期で作り上げた勉強の習慣を維持で出来きたので、このまま後期も頑張りたいと思います。