Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年3月号 経済学部 J.N

環境について

まず、住居について書いていきたいと思います。留学生はStudent village と呼ばれる寮に住むことになるのですが、その中に数種類の部屋が用意されておりオーストラリアへ出発する前にその中から住みたい部屋を希望します。まず、North(新しい)かSouth(古い)、一緒に住むルームメイトの人数、そしてバスルームを共有するかどうかを選択することができます。私はSouthの各部屋にバスルームが設置されている4人部屋に住んでいます。各部屋にバスルームが設置されているので、他のルームメイトに気を使う必要はありませが、部屋からあまり出る必要もなくなるので、他の部屋と比べるとルームメイトとの会話は少なくなるかもしれません。

次に大学施設についてです。他の方が詳しく施設全般について説明しているので、ここでは私が施設内で驚いたことを紹介したいと思います。まず、一つ目がTarvenと言われる日本で言うバーみたいなのがキャンパス内にあることです。オーストラリアの大学ではTarvenがあるのは特に珍しいことではないみたいです。昼間からお酒を飲むこともでき、日本との文化の違いを感じました。二つ目は、美容室があることです。これは特にマードック大学にそういった学部があり、学生が髪の毛を切るとかそういったものではなく、単に商売を目的に作られたものです。これはオーストラリアの大学のなかでも珍しいみたいです。私はさっそくここの美容室を利用したのですが、値段も学生向けに低く設定されており、特に日本の美容室と変わりはありませんでした。ぜひ、機会があれば利用してみてください。

 

自由テーマ

今回は一か月オーストラリアで過ごして感じたことについて書きたいと思います。何よりも感じたことがもっと英語の勉強をしておくべきだったという事です。これはどれだけ留学前に英語の勉強をしていても感じることだとは思いますが、実際に留学して強く実感しています。私はTOEFL itpのスコアを満たしてマードック大学に申し込みましたが、みなさんが知るようにTOEFL itpはリーディングとリスニングのみでスピーキングとライティングは求められません。交換留学の内定をいただいた時に、私はマードック大学が求めるTOEFL itp の点数を満たしていませんでした。そこからリーディングとリスニングを必死になって勉強し、なんとか求められた点数を超えることができました。しかし、スピーキングとライティングの勉強がおろそかになっていました。本当に当たり前のことですが、何か質問をするにも英語でしなければなりませんし、課題で求められるエッセイも英語で書かなければなりませんので、留学生活ではその4つのすべての能力が必要になります。そのため、これから留学する皆さんは、できたらすべての能力を測ることができるTOEFLかIELTSのスコアを満たして留学することをお勧めします。そしてこれも当たり前のことですが、留学する前に、交換留学は“英語を勉強するため”ではなく、“英語でなにかを勉強するため”に留学するこということを常に念頭に置いておくべきだったと感じました。