Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2013年5月号 経済学部 J.M

授業紹介

私は3つの授業を受講しています。その授業は日本人留学生のアドバイザーの推薦授業です。主に日本人に予備知識があるアジアの歴史に関する授業です。この授業は必ず選択しなければならないわけではなく、他に学びたい授業がある人はアドバイザーと相談の後に受講することも可能です。 私が受講している授業を詳しく紹介したいと思います。

FDN110(Australia in Asia) 近年の中国やインドの成長によりアジアの世界に対する影響力が強くなっている中、地理的にも近くに位置しているオーストラリアはどういった政策を掲げるべきか、またどういった立場をとるべきかなどを授業で学びます。他にも、この授業を通してリファレンスやエッセイの書き方などマードック大学の授業で必要なスキルを学びます。

AST102(Introduction to Asian Cultures) この授業では主に日本や中国、東南アジアの国の歴史や文化について勉強します。この授業を受講している学生はアジアについて興味にある学生ばかりなので、ほかの授業と比べると現地の友達ができやすいかもしれません。

TLC121(Writing Academic English) 英語を第二言語として勉強している学生に対して開かれている授業でどの授業でも必ず求められるエッセイの書き方を勉強します。この授業は英語を教えている先生によって行われるので、すごくわかりやすく指導してもらえます。 この上記の授業以外にも、大学での効果的な勉強法などを紹介する様々なセミナーがほぼ毎週開かれており、事前に申し込むことが必要ですが無料で参加することができます。時間があるときはできるだけ参加するようにしています。

 

自由テーマ

今回はさらに詳しく授業について紹介したいと思います。龍谷大学では授業の履修方法によって授業数が異なりますが、マードック大学では1セメスターで受講できる授業は3~4つとなっています。この数字だけを見ると、とても楽そうに見えるかもしれませんが、一つの授業あたり4時間あります。ただ4時間通して授業が行われるのではなくだいたい2回から3回に分けられています。その内にレクチャー(講義形式の授業)とチュートリアル(少人数制のゼミ形式の授業)があります。このチュートリアルというのはオーストラリアの大学で取り入れられている授業で、具体的な内容はレクチャーで得た知識をチュートリアルで学生それぞれの意見を交換し、さらに知識を深めていくといったものです。チュートリアルでは積極的に意見を言うことを求められますが、現地の学生と同じように授業に参加しているので、その中で発言することはもちろん聞き取ることも難しいです。宿題の量も大きく異なります。私が龍谷大学でとっていた授業と比べるとものすごく宿題の量が多いです。どの授業でも毎週宿題があり、授業に関するたくさんの参考文献を読むことを求められます。他にも、マードック大学にはほとんどのレクチャーが録音されており、パソコンでその授業を何度でも視聴することができます。一回の授業ではなかなか理解することができない私にとってこれはすごく役立ちます。