Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2012年4-5月号 経済学部 R.K

日本から持ってきたらよかったと思うもの

生活する上で、持ってきたら良かったと後悔するようなものは無いように思います。しっかり渡航前に何が自分にとって絶対に必要かを考えればそういった後悔は防げますし、実際にうまく生活できているので自分でも驚いています。意外かもしれませんがこれは本当で、また何よりの理由として、基本的な生活必需品は現地で購入できるからだと思います。個人的に強いてあげるなら勉強道具、慣れ親しんだペンやノートなどかも知れませんが、私のこだわりの問題なので、自分の勉強道具にこだわらない人はオーストラリアのもので全く申し分無いはずです。生活用品に関しては、事前に生活イメージを明確に持つことで防げるはずです。

しかし、持ってきたら良かったと思うものが何もないわけではありません。生活する上での必需品は思いつきませんでしたが、行く前にさらにもう一歩イメージしていれば、というものはあります。それは自分を知ってもらえるような日本らしい物です。例えば自分の故郷の家族や友人、景色や料理などの写真であったり、日本の携帯電話や本であったり、とにかく日本らしさ、日本人らしさを説明できるような物です。現地の友人から見れば、私が履く靴、着る服、パスポートなど何でも日本風に感じるらしいので、その時そういった写真などがあれば、もっと話が弾み、より日本を知ってもらえると思います。これは現地で購入して調達することができないので何か携えてくることをお勧めします。

 

現地の学生、友人について

このテーマに関しては初回で触れているのですが、まずは日本とオーストラリアの学生の違いを伝えたいと思います。現地の学生はとても勉強熱心です。また学校側から課せられるものもとても多いです。言語の壁があるからかもしれませんが、日本の大学とは違ってエッセイなどの課題やチュートリアルのような授業スタイルなど明らかに忙しいです。その中で彼らは自分の夢や目標を持って、何より勉強している内容について深い考えを持って勉強しているように思います。その熱意や姿勢がすごく私にとって刺激になっています。

また、友人に関しては現地でできた友人が本当に私の生活を支えてくれています。渡航前の不安や渡航後のストレスは彼らのおかげで解消されましたし、勉強で困った時なども助けてくれます。言語の勉強という点だけでは語れないほど、あらゆる面で支えになっています。初めのオリエンテーションの時期にできた友人は授業が違うので大学で会ったときにあいさつする程度ですが、それでも楽しいものです。また、同じ授業を受講している生徒、特に日本語を勉強している学生はとりわけ友好的で、ほぼ毎日一緒に勉強したり食事をしたりしています。あまりにも仲が良くて一緒に生活しているので、少し依存しすぎではないかと自問自答することもありますが、それだけ精神的に支えられているのだと思います。友人と勉強し、スポーツをし、食事をして生活しています。

 

自由テーマ

今回は一つ目の項目に関連して、持ってきて良かったなと思うものについて書きたいと思います。まず一つ目はコートです。これは私も渡航前迷いましたが、持ってくることを選んで正解だったなと感じています。5月になると朝が大分寒くなり、雨の日は本当にコートが必要なくらい冷えることもあります。その中で半袖半ズボンという強者も中にはいますが、日本人にはそのスタイルは向きません。夏だけではなく、少し冷えた時のことも考えるといいと思います。二つ目はシャンプーの詰め替えと歯磨き粉です。一つ目と比べるとあまり重要でないように思えるかもしれませんが、毎日すること、という意味ではなるべく自分に慣れているものの方がいいと思います。起きた後と寝る前という一日の始まりと終わりを大切にすることが外国で暮らす上でストレスを減らす重要な役割を占めると思います。三つ目はサッカーのスパイクです。あまり万人に共通する話ではなく申し訳ないのですが、念のために持ってきたスパイクで実際にサッカーをする機会があったので書きました。とはいうものの、ほかにも大学の施設やイベントはスポーツに関して充実しているので、スポーツできる用意をしておいた方が健康のためにも、友人を作るためにも、思い出を作るためにも良いのではないでしょうか。もしスポーツに関心があるなら何かしら自分の分野に関するものを持っていくことをおすすめします。