Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2011年4月号 経営学部 D.S

1. 日本から持ってきたらよかったと思う物

日本から持ってきたらよかったと思うものは特にはありません。こちらに来る準備の段階で普段の生活を振り返り、必要なものを用意して持ってくればたいがいは大丈夫かと思います。大学の近くにスーパーも日用品を扱うお店も日本のものを置いている(本だし・カレールー・ポン酢etc)店(もちろん大きい街にもあります)もあるので、特に困ることはないかと思います。
あとはちょっとリラックスしたい時や気分転換したい時に、本が読みたい人は本を持って来たり、映画が見たい人はDVDを持ってきたりと、自分の普段の生活でなにげなく行っていることを振り返って用意していけば良いかと思います。本当に必要になれば、日本から送ってもらえますしね。私は、こちらに来てTOEICの勉強を始めたのでそのためのテキストと衣類を送ってもらいました。
個人的にはこちらの生活を日本の生活に近づければ、リラックスして日々頑張れると思っているので、それにあった物を用意していました。郷に入れば、郷に従えとも言いますし、そこは個人の判断だと思います。

2. 現地の学生、友人について

こちらの学生は当たり前ですが、様々な国籍の人がいます。年齢層も様々で、日本でいう高校を卒業してそのまま大学に入ってくる幼顔の17歳もいれば、私たちのような交換留学生もいますし、私の親の世代くらいの人や、小さな子どもを連れて授業に参加する人もいてこの点はほんとに日本と違うなと強く感じます。
こちらの授業(写真)では基本的にノートをとる代わりにノートパソコンを持ち込むことが可能ですが(先生によってはこれを嫌う人もいます)、パソコンで延々とfacebookに書き込みをしている生徒もいますし、携帯電話をいじっている生徒もいますし、まじめにノートをとっている生徒もいますし、発言しまくる生徒もいますし、その点は龍谷ともそんなに大差がないのかなと思います。ただ、予習や提出物をどの授業でもかなりの量が課されるので、必然的に机に向かう時間が長いのかなとも思います。放課後も図書館で勉強している学生もいますし、週末じゃないのに夜遅くまでフラットで大音量の音楽を流して騒いでいる学生もいますし、ほんとに様々です。
ただ日本人学生は英語の面で他の人よりも予習や課題にどうしても時間が割かれてしまうので、机に向かう時間が他の学生よりも多くなる傾向があると思います。

3. 自由テーマ セメスター1(前期)を振り返って

現在授業13週目です(5月9日からの週)。来週が前期の授業最終週です。私の場合、5月28日からテストが始まり6月8日にテストが終わり、8月1日まで冬休みになります。
授業を13週間受けてきて、確かに最初よりは要領よくできるようになりましたし、理解できる部分は増えました。しかし、まだまだ難しいなー、ついていけてないなーというのが正直な感想です。レクチャーは座って講義を聞いてわかってもわからなくてもどんどん先に進んでいきます。まぁレクチャーに関しては、「レクトピア」といわれるもので授業が録音され、龍谷でいうポータルサイト上で公開されているので何度も聞くことが出来るので、わかるまで聞けばいいのですが、問題はチュートリアルです。
チュートリアルでは、レクチャー内容やテキストの内容について、少人数クラスで話をしていくので、授業内容がわかってないとつまらないし焦ります。わかっていてもタイミング良く発言できなかったり英語でどう表現したらいいのかわからなかったりと、居心地が悪い時があります。今まで日本で少人数の授業(ゼミなど)では、よく発言をする方だったのですが、こっちでそれがほぼできていないのでそれがとても歯がゆく思います。
時間がすぎるのが本当に早いです。日本にいるより何倍も早く感じてしまいます。だからこそ、ありきたりですが1日1日をもっと真剣に生きて、充実させていかないといけないなと思います。いつまでも「授業についていけない」というレベルでの悔しい思いをしたくないですしね。

こういう悔しい経験ができるのもこっちに来たからこそのものだと思うので、それに感謝しながら冬休み・後期と過ごしていきます。

経営学部スポーツサイエンスコース5回生  D.S