Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2010年9月号 経営学部 S.K

★試験のこと

マードックの試験のシステムは龍谷大学と似ていて、基本的には期末テストが期末試験の期間に行われます。(授業によっては、定期的に小テストがあったり、中間テストがあるものもあります。)

テストはいろいろな方式があります。例えば、小論文を書くテストや、選択問題のマークテストがあり、小論文のテストでは、テストブックというノートのようなものが配られて、そこに書いていきます。テスト時間は授業によって変わりますが、1時間~3時間程度です。留学生は紙の辞書の持ち込みが許されています。(電子辞書は持ち込めません)なので、紙の辞書を日本から持参したほうがいいと思います。私の紙の辞書はすごく大きいのですが、持ち運びが大変なので、小さい方が便利だと思います。しかし、実際は辞書を引いている余裕はあまりありません。お守りのような存在です(笑) 

★余暇の過ごし方

授業が始まってしまうと、週末でも図書館に行って授業の勉強をしたり、エッセーを書いたりと、あまり休みらしい休みを送ることはできません(>_<) しかし、私の場合、週末もずっと引きこもって勉強ばかりしていると頭がおかしくなりそうなので、週末の1日は必ずどこかに出かけるようにしています。友達と近くの街まで行って、カフェご飯をしたり、パース市内に行って買い物をしたり、お酒を飲みに行ったり、ボーっとしてみたり・・・と、ストレスの発散をしています★週末をいかに過ごすかは、大学の勉強にも影響していると思います。

また、マードック大学には1セメスターに3回スタディーブレークという休みがあります。スタディーブレークでは平日も授業が行われません。この期間のあいだに、授業の復習をしたり、エッセーを進めたり、授業の先取りをしたり、テスト勉強をします。勉強が順調に言っていれば、この期間の間に、デイトリップにいったり、小旅行にいったりできます。 余暇を有意義に過ごすことはストレスのコントロールをするためにとても大切だと思います☆☆

★エッセーについて

マードック大学の授業では、たくさんのエッセーを書くことを要求されます。私は英語でエッセーを書いた経験があまりなかったので、かなり初めのころは戸惑いました。日本にいるときにもっとエッセーの書き方を勉強していればよかったなと感じました。例えば、エッセーでは適切でない言葉はどんなものがあるかや、エッセーの構成の作り方などです。また、エッセーを書くにあたって、クリティカルシンキングも要求されます。そのような基礎的な知識を始めから持っていれば、もっと楽にエッセーが書けたと思います。

しかし、前期で日本人留学生が必ず取らなければならない英語の授業で、エッセーの書き方など、基礎的な知識を教えてもらえます。いろいろな知識を教えてもらいながら、たくさんのエッセーを書くことになるので、少しずつスムーズに書けるようになりました。

そして、日本の大学との違いは、リファレンス(参考文献)がかなり厳しいということです。どの本・ホームページなどを参考にしたのかを正確に、正しいスタイル(シカゴ・APAなど…)で記すことを義務付けされます。リファレンスは未だに苦手で、かなり毎回苦戦します。

エッセーやリファレンスは慣れだとおもいます。たくさんのエッセーを書いて、いろんな人に昔のレポートを見せてもらったりすることが大切だと思いました。