Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2010年5月号 国際文化学部 K.N

日本から持ってきたらよかったと思うもの

私が日本から持ってきたらよかったと思ったものは本と料理包丁です。私の場合は帰ってから卒論提出や就職活動が控えているということもあり、SPI対策の本や卒論のテーマに関する本などを持って来ればよかったと思います。私は渡航後に両親にこれらの本を送ってもらいましたが、やはり海外に物を送る場合多少高くつきますので、荷物に余裕がある人は持ってきたほうがいいでしょう。

もし料理が好きで、オーストラリアでもたくさん料理をするつもりなら、料理包丁を持ってくるのもひとつのオプションだと思います。こちらで手に入る包丁はかなり質の悪いものが多くて、よく切れる包丁を手に入れようと思うと、かなり高いものを買う必要があります。注意すべき点は飛行機に乗るときにナイフのようなものは搭乗用の荷物の中には入れられないため、スーツケースにいれる必要があると思います。

友達と現地の学生について

日本の大学と違い、オーストラリアの大学には世界中から色々な人種の人々が集まります。もしかするとネイティブの学生より他の国から来た生徒を見る機会のほうが多いかもしれません。そのため、生徒は様々な英語のアクセントを経験することになります。友達作りについてですが、やはりアクティブになることが大切だと思います。たくさん友達を作ればそれだけ英語を使う時間が増えるということですので、自分の英語能力の向上にも繋がると思います。

オーストラリアでの学習について

今年の交換留学生は誰一人としてオーストラリアで勉強することがこんなにキツいことだとは想像していませんでした。確かに私たちはTOEFLやインタビューに合格して、何度かのオリエンテーションで準備をしてきましたが、ハッキリ言ってこちらの大学で学習するための能力不足はかなり深刻だと言えると思います。まず、こちらの大学で最低限必要な知識(アカデミックな語彙や、英語のエッセー構成、リファレンスやリサーチ能力)が不足していることが挙げられます。ほとんどの交換留学生はこのような知識に触れたことすらないと思います。渡航前から漠然と「難しい」と考えている割には、準備が足りていない、もしくは何から準備(勉強)して良いかわからない部分が多かった気がします。