Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2018年5月号 国際学部 C.M

<日本から持ってきてよかったもの>

メルボルンは多文化共生の都市であるということから、本当に何でもそろっています。日本食も数は多くはないですが、アジアンスーパーで手に入りますし、値段はかなり上がりますが、「ダイソー」があるということが本当に心強いです。ですのであまり不便を感じたことがないのですが、電子機器類は持ってくることをお勧めします。ノートパソコンは大学生活には必需品ですし、テスト期間などには学校のパソコンの空きがなかったり、サーバーダウンで使用できないことが結構起こります。語学学校や図書館では、IELTSのCDやDVDが借りられるため、外付けのDVDプレイヤーも持ってきて損はありません。また私は朝なかなか起きられないので、オーストラリアに来てからダイソーで目覚まし時計を買ったのですが、説明書はついてないし何度電池を変えても時間が遅れるしと不良品が2度も当たりました。ダイソーといえどもクオリティに少し差が出ていることを不思議に思い、日本から持って来なかったことを後悔しました。それから宿泊場所にもよると思いますが、こちらの人は髪の毛を乾かす習慣があまりないようなので、ドライヤーは持ってくるべきかと思います。加えて女性は化粧の下地やクリームなど、自分の肌に合ったものを持ってきたほうが良いです。私は結構肌が弱いほうなので、こちらのクリームは肌に合いませんでした。食生活の変化による肌荒れも起こるので、自分でしっかりと必要な薬類は確認しておくべきです。

<マルチカルチャーな食文化>

シティを歩いていると、本当に様々な国のレストランを見かけます。日本料理も至る所にあり、日本人が経営するお店もいくつかあるそうです。オーストラリアといえば、ステーキやミートパイが代表的な食べ物として挙げられますが、レストランの数はあまり多くない印象です。それよりもマジョリティである中国人などの影響により、中華料理やベトナム料理はレストラン街があるほど数が多く、密集しています。私の住むエリアはインドやスリランカなど南アジア系の人が多く生活しているので、それらの地域のレストランが集まっています。住むエリアごとに違う国のレストランがあるのは面白い発見でした。

DUELIにいて面白いのは、生徒同士でどこのレストランがおいしいか、故郷の味に似ているかといった情報交換が頻繁に行われることです。やはり食文化が文化の違いに気づくきっかけになり、さらにメルボルンがいかに多文化共生を意識した街作りに取り組んでいるかを教えてくれました。

さらに夏と冬にはナイトマーケットで全世界のご飯が食べられます。その国出身の人が本国の味を提供してくれ、屋台式なので豚の丸焼きやピザ窯など視覚的にもたくさん味わえます。多くの人が訪れ、人と人が出身地や人種関係なく食べ物を通して繋がれる場所で、日本では見たことのない景色でした。

←ミートパイとマッシュポテト(オーストラリア)

←ジャークチキン(ジャマイカ)

←プルコギ(韓国)