Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2015年10月号 国際文化学部 H.N

〇 試験について

履修している3つの授業それぞれにテストがあり、すべてのテストはエッセイ形式の問題で構成されています。字数は合計で1200~1600字程度の長さです。授業にもよりますが、問題は1問だけでなく、2問のテストや、6問のテストもあります。授業の理解度が試される試験であり、問題に対する答えを論理的に説明しなければならないので周到な準備が必要だと思います。例えば、歴史学のテストでは「冷戦の終結は当時のソ連の状況ではなく、ロナルド・レーガンの政策に起因する。賛成か反対か?」という問題が出題されました。自分の考えを立証するために、授業で使われた文献や、教科書の文章を引用しながらエッセイを書かなければならないので、あらかじめ予習課題として指定された箇所をもう一度読み返し、復習しなければいけません。哲学(宗教)の授業の試験では、2時間で6問(各200字程度)の問題に答えなければならないので、各宗教のコアとなる信条や哲学を事前に把握しておく必要があります。

中でも一番難しかったのは国際関係学のテストでした。2時間の間に1600字のエッセイを書かなければいけなかったので、準備が大変でした。結果的には時間内に書き終えることができたのですが、文法やスペルチェックの時間が十分に取れませんでした。その点、少し詰めが甘かったのだと思います。

試験は大学の体育館で行われました。他の授業を受けている生徒も含めて、800人ほどの生徒が一斉にテストを受けます。

〇 ディーキン大学のポータルサイトについて

このトピックではディーキン大学のポータルサイトについて少し説明したいと思います。基本的には龍谷大学のポータルサイトと似ており、時間割を確認したり、学内メールを使用することができます。中でも重要だと思うのはCloudDeakinという系列サイトです。CloudDeakinには自分の履修している授業の各トピックごとの内容やそれに関係する文献へのリンク、課題の内容などが掲載されているので、主にこのサイトにアクセスして予習復習をします。他にもこのサイトを通してエッセイを提出したり、テストを受験することもあります。また、各講義のレコーディングを聴くことができるので、復習やテスト勉強の際にはとても役立ちます。

 

 

写真:授業で使った教科書・Waurn Ponds キャンパスの校門