龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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マサチューセッツ大学ボストン校マンスリーレポート

マサチューセッツ大学ボストン校

2018年4月号 政策学部 K.I

レポート作成政策学部 K.I

現地の学生、友人について

友達作りに関してですが、他大学に比べて少し難しいように思います。なぜならUmassには学生寮が建設されておらず、自然に生活の中で友達と仲良くなっていくという環境が作りにくい為です。2018年春現在、学生寮はまだ建設中です。その為多く場合、隣接するシェアハウス(値段が高い為おすすめできません)に住んだり、電車で通える範囲にアパートを見つけてそこに住んだりしています。またルームメイトが必ずしも同じ大学の学生というわけではなく、学生でさえない場合もあります。そのような状況から、あいさつ以上の会話をする場面はあまりなく、仲を深めていく事も寮生と比べると難しくなります。

サークル活動に参加する事は友達づくりの大きな助けになります。私の場合、それは日本語クラブとAsian American Success Programという団体 になります。私が予想していたより、日本の文化、日本語に興味のある人は多く、日本について話す機会も多くあります。個人的に英語を伸ばす事に一番繋がったのは、このような会話から、アメリカに存在しない日本特有のものをなんとか説明する事であったように感じます。後者についてですが、これはアジア系アメリカ人を基本的な対象とした支援オフィスであり、本来は交換留学生を対象としたものではないようです。その為現在も参加可能であるかどうかは分かりません。

日本の留学生を見ていて感じた事は、やはりいろいろな場所に飛び込んでいく人とそうでない人の間に、留学生活の豊かさという点で大きな差が表れてくるという事です。様々なイベントや興味のある活動への参加は、知識や経験を得られるだけでなく、いろいろな出会いに繋がり、自分に合った環境、友達を見つける上で大きな助けとなってくれます。ぜひ、アンテナを張りいろいろなイベントに顔を出して欲しいなと思います。

 

差別経験について

人種差別などを強く感じた事は、Bostonの生活ではほとんどありません。しかしながらBoston で生まれ育ったアジアの人々と交流する機会が多くあり、彼らとの会話の中からは、やはり人種差別、もしくは人種が様々な場面で障害となり、人種差別と呼ばれるような問題が未だに社会問題として存在しているのだという事が認識できます。しかしながらこのような側面に関して、交換留学生である私たちが気付く事ができるのは、ほんの一部です。仕事場や教育機会、住環境における差別から生まれる格差は、基本的にInstitutional racism として分類され、私たちの多くが体験するのは、これとは別の個人同士のコミュニケーションの中におこるPersonal racism と呼ばれるものです。カナダに行った際に、メニューを決めかねていた私の日本人の友人に対して、順番待ちをしていた白人の女性が”Can you speak English?” と言い放った事がありました。単純に彼女の声が聞こえず、道をふさいでいるのに気付けなかった事に対しての発言です。これは彼の行動と「アジア人は英語が喋れない」というステレオタイプが結びついてしまったが故の発言であり、白人に対して言われる事はないでしょう。喋れない、文句を言わないといった印象が持たれている事から、店員から手荒な対応を受ける事もあります。

ごくまれながら、このような場面に遭遇すると精神的にまいる事もあると思います。そんな時はもう一度自分自身に自信と誇りを持つよう心がけましょう。母国語でない言語も用い、異なる文化の中で生活しているという事は相当すごいことです。ネイティブに劣るのは当然で、通じない事があるのも当然です。喋れるという事自体に自信を持っていきましょう。授業で知り合ったソマリア出身の学生が私に言ってくれた言葉です。

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