Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マサチューセッツ大学ボストン校
2017年9月号 国際文化学部 Y.T

①オリエンテーションについて

Umass Bostonの交換留学生は、8月下旬に催される同年度に入学したインターナショナルスチューデント全員を対象としたオリエンテーションに参加することが義務付けられており、そこではアメリカやボストンの地理や習慣についてのレクチャーから始まり、J-1 Visa に関しての説明、ボストンで快適に生活するためのアドバイス、他国の生徒達との交流を目的としたアクティビティなどが行われました。正午前から夕方にかけての長時間のオリエンテーションでしたが、その分充実した内容であると感じました。

オリエンテーションの前半部分は各種説明が大半を占めており、J-1 Visaの説明等重要なものが多いため聞き洩らしのないように集中して説明を受ける必要がありますが、会場であるホールには飲み物と軽食が用意されているため食事をとりながら説明を受けることができるようになっています。説明をして下さる大学職員の方々はとてもユーモラスであるため、笑いの多い会場となっており、温かい雰囲気の中での進行でした。また、インターナショナルオフィスの職員の方々はとても親切で、どのような質問にも丁寧に答えてくださりました。オリエンテーションの後半部分ではエンターテイメントとして数々のアクティビティが用意されており、それを通じて世界各地からやってきた生徒達とコミュニケーションをとることができました。異文化に興味のある方、世界各国出身の友人が欲しい方は、このアクティビティを通じて世界各国の文化を学び、友人を作ることができるのではないかと思います。

 

②各種手続きに関して

留学生活が開始してからわずか一か月目である9月は、スチューデントIDカードの発行、J-1 Visa に登録されているアドレスの変更手続き、授業に必要となるサイトへのアクセスのための登録作業、授業の登録変更(希望する学生のみ)等、学校生活に慣れていない時期から多くの手続きが必要となります。それらの内の大半は締め切り日が過ぎてしまえば取返しの付かない、または修復作業等のためにより多くの労力と時間が必要となってしまうものであるため、常に注意してスケジュール管理、行動することが重要となります。Umass Bostonの大学職員の方やインターナショナルオフィスの方々はとても親切なのですが、日本のように頻繁に各種必要な手続き等のリマインダーがくることはないので、自分でしっかりと自立して行動することが必要であると強く感じました。そして少しでもわからに事があれば有耶無耶なままにしておくのではなく、一つ一つのことを明確にしておかなければ、後から慌てなくてはならないはめになってしまいます。分からないことだらけの初月だからこそ、自分がこれから何をしなければならないか、そしてそれをするにはどうすれば良いのかを常に考える姿勢が大切なのだなと思いました。