Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2017年4月号 国際文化学部 S.K

<カルチャーショックについて>

1、 食事:私は基本的になんでも食べられるほうだと思うのですが、最初に感じた味付けの違いや、味のないスパゲッティなどには少しショックを受けました。学校の食堂では傷んでいる野菜でも普通に出されています。

2、 先生と生徒の距離:クラスの規模が小さいから、という理由もあると思いますが、生徒と先生はまるで友達のように会話をしています。日本では多くの人がそう簡単にできることではないと思うのでいいことだな、とも思いますが、先日の授業である生徒と先生で言い争いになり、生徒が一言失礼な発言をして教室を追い出された生徒がいました。その生徒は最後まで強気の姿勢でいたので、わたしは少し驚きました。

3、 宗教:毎週、教会にいく人が多いです。また、家族などでそろってご飯を食べるときは目をつぶってお祈りをしてから食べます。友達に自分は、宗教は信仰していないというと驚かれました。

4、 シャワー:部屋にはシャワーがありますが共同のシャワーで自分たちの管理具合にもよりますが、正直きれいだとは思いません。立ったままのシャワーなので、こちらに来てゆっくりお風呂にはいれる日本の生活は幸せだなと思います。

生活をしているといろんなところで、「あ、日本とは違うんだな」と感じさせられることが多いです。中には少しストレスになることもありますが、文化の違いだと思ってしまうことがほとんどです。

<4月のイベント>

EASTER

アメリカにはイースターという文化があります。私はイースターを友達の家で過ごしました。イースターの前日には本物の卵に色を付けたり、絵をかいたりします。また、イースターでは小さな子供たちがエッグハントといって、お菓子の入ったプラスチックの卵型の容器を探して楽しみます。探している姿や見つけて喜んでいる姿はとてもかわいいです。日本ではあまり楽しめない文化だと思うので、とてもいい時間でした。

International Education Day

この日はESLの生徒は無料で遠足なようなものに行くことができます。Jefferson Cityというミズーリの州都に行き、街の探索と国会議事堂とまでは言えませんが、そのような雰囲気の場所へ行き建物を見学しました。ミズーリ州の大学に留学している留学生がたくさん集まっていてホテルで食事をする、というようなイベントがありました。特に交流はありませんでしたが、日本人も数名いました。

春セメスターは秋セメスターに比べ、イベントなどが少ないような気がしますが、生活に慣れたことと、テストや課題であっという間に過ぎてしまいます。帰国日もせまってきているので帰国に向けての準備も進めながら、残りの生活を充実させようと思います。