Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2017年9月号 文学部 T.Y

環境について

寮は大まかに分けて、Traditional/Private(Blain Hall/McCormick Hall), Apartments(数棟), Suit(East Hall), Quadsの5種類です。出願の際に寮の希望と、自分の生活スタイルとほぼ同じルームメイトとマッチするようにいくつかのアンケートに答えることで、振り分けられます。ですが、私のように空室があるのにもかかわらず希望した寮とは全く無関係の寮に入れられることもあるので、その場合はそれがアメリカだと考えた方が良いです。私は現在Traditional(Blaine Hall/男子寮)に住んでいて、Traditionalは1階の一部がプライベート(電子レンジ・冷蔵庫付き)、その他1階、2階と3階が二人部屋(電子レンジ・冷蔵庫なし)で構成されています。トイレとシャワーは各階の両サイドにあり、その階に住んでいる人で共用です。他の寮と違って、掃除をしなくて良いのでその点は楽ですが、少々汚いです。Blaine Hallの1階にはResidence Officeがあります。良い意味では、困ったことがあればすぐ聞きに行くことができ、悪い意味では悪いことはあまりできません。ランドリーはSLCにまとまってあり、寮に住んでいる学生は基本ここで洗濯します。ただ、Blaine Hallにもランドリーがあって、最初の数週間はこの存在を知っている人が少ないので快適に使えますが、日が経つにつれてこの存在を知る人が多くなり、利用者が増え、SLCまで洗濯しにいかないと行けない日が増えます。

治安は良くもなく、悪くもなくです。ここ最近、頻繁にサイレンの音をよく耳にします。寮だからといって安全が保証されているわけではありません。夜になるとBlaineの前にはムキムキのお兄さんたちが集まっていたり、雄叫びをあげているお兄さんもいたり、他の寮でも盗難など何回か事件が起こっています。最近、Blaine HallとEast Hallでは頻繁に火災報知器が作動し、毎度毎度避難させられていて良い迷惑です。これら2つの寮は特に警察のお世話になっている寮のように感じます。

慣れないもの

こちらに来て数ヶ月が経とうとしていますが、まだやはり慣れないものがあります。まず、気候です。9月中旬ごろのLabor Dayという祝日が過ぎてから気温が激しく変動しています。ある日はとても暑く、ある日はそうでもなく、またある日はとても寒くといった感じです。大学の建物の中は常に冷房がつけられており、なおさら体に負担がかかります。次に、食事です。これはアメリカの食べ物というわけではなく、大学のカフェテリアの食事です。ここ最近、日に日に不味くなってきているように感じます。というのも、元々の料理長がクビにされたらしく、新しい料理長になって以来、提供される食事が全般的にまずいです。「あなたの舌はいったいどうなっているんだ」と料理長に一度聞いてみたいぐらいです。最後に、こちらで使われている単位は日本で使われているものとは異なっているため、その程度がどのくらいなのかがいまいち分かりづらいです。例えば、こちらは気温を表すのに摂氏温度を使っておらず、華氏で表示されます。まだまだ先は長いので、そのうち慣れるだろうと思っています。