Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2017年4月号 国際学部 K.K

 

①カルチャーショックについて

渡航前に自分なりにアメリカの文化について調べていましたので、そこまで驚くことはなかったです。でも、いざその習慣の中で生活をするとなると難しいところはありました。例えば、靴のまま部屋にあがるのは有名ですが、お風呂のバスマットも土足で踏んでいるのを見ると、あまり良い気はしませんでしたし、傘を室内で干すこと、数日に一度だけシャワーを浴びる人たち、その分香水をたくさんつける人たち、一緒に生活をするとなると上手くかみ合わないなと思うところはありました。もちろん私の行動が相手の気に障ることもあったと思います。でもそれはお互い言うようにしていました。一緒に生活をしていて慣れてきたと思った頃が異文化理解できたのかなと思いつつも、やはり現地の習慣を理解するのは言葉で言うほど簡単ではないなと思います。でも、悪いことばかりでなく、初対面でも気軽に話してくれたり、困っていたら声をかけてくれたり、ノリがすごく良かったり、人はとても温かいですし、アメリカを好きになる要素はたくさんあります。

 

②後期の試験について

現在受講している科目の試験について紹介します。

 

▶World Regional Geography (John Davenport)

このクラスでは、ラテンアメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアと順番に進めていくのですが、新しい章が始まるごとにマップクイズがありました。あとは一人ずつある国について調べ、レポート5枚以上にまとめてくるリサーチペーパー、約3章分ごとにあるユニットテストです。クイズ、ユニットテスト、どちらとも記号の選択形式です。板書だけでなく講義からも出るので、より深い理解が必要だなと感じます。

 

▶Introduction to Sociology   (Dr. David Locher)

社会学のクラスでは、一章ごとに15問分の選択形式のテストがあります。それと同日期限のレポートです。このレポートは学んだことをレポートにするのではなく、日ごろの自分の生活に当てはまることなど、学んだことプラス自己分析が必要でした。テストは、板書、講義内容、それと教科書からも出題されていましたので、授業でカバーされていないところも、教科書で確認しておく必要がありました。それに加え、1か月に一度のペースで約10ページ分ほどの記事を読み、ブラックボード(マナバのようなもの)で、約5問分のクイズを受けるといった課題もありました。教授は15分ほどで読み終わるから楽な課題だと言っていましたが、読むペースが遅い私にとってはとても時間のかかる課題でした。

 

▶East Asian Culture (Dr. Sherman Hou)

このクラスでは、期末に3-5枚分のレポートとそれについてのプレゼンテーションがありました。教授の方針としては、文化は○と×で答えられるようなものではないので、テストはしないということでした。ですので、このクラスはディスカッションがメインでした。

 

▶Economics of Social Issue (Teddy Woodmansee)

経済学のクラスでは、一週間で1章というぐあいに進めていましたので、毎週日曜日期限のテストとそれに関連した記事分析がありました。またそれが3章分終わるとそれのユニットテスト、期末には全章から出題される期末テストがありました。期末試験以外は、すべてブラックボードで受けます。毎週課題がありましたので、少し大変でしたが一週間ごとのテストは内容をきちんと理解するうえで私には必要でした。またそこで分からなかった問題は教授に聞くと丁寧に教えてくださったので、とても助かりました。