Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2015年4月号 国際文化学部 H.K

カルチャーショックについて

たくさんのカルチャーショックを覚悟の上でアメリカへの留学を決めたものの、ジョプリンの生活は様々なことに衝撃を受ける毎日でした。本当にショッキングだったことを紹介します。まず一つ目は清潔感の違い。アメリカ人は映画などでご存じのとおり家の中でも土足です。ただし靴をずっと履いているわけではなくみんな裸足になるのです。ただ日本のような玄関がないので家の中に裸足の人もいれば靴を履いている人もいます。机の上に靴を置き、その隣に食品が置いてあるなんてことも日常茶飯です。日本人から見るとおかしな光景です。入浴に関しても大きな違いがあります。アメリカ人は基本シャワーのみですが、週に数回です。「毎日シャワーなんて体に悪い。湯船に浸かるなんて不衛生すぎる。」とたくさんの人に言われました。私にとっては納得のいかない理由ですが、これも彼らの文化です。二つ目は食に対する考え方の違い。2歳になったばかりの子がガムを噛み、コーラを飲みます。基本的にアメリカ人は炭酸飲料、ピザ、ハンバーガーが大好きです。日本人の緑茶と白ごはんのようなものなのでしょう。それでもやはり少しは体のことを気遣いたいのか、シュガーフリー・オイルフリー・カフェインフリーの製品を好みます。牛乳もスキムミルク(牛乳から乳脂肪分を除去したもの)を好んで飲みます。実際人工的に作られているもののほうが健康に良くないのに…。と私は何度も思いましたが、これもアメリカ人の生活の一部になっています。またビタミンなどの栄養素は食事からではなくサプリメントで接種するのが一番!とも考えています。

私はこの8か月間、アメリカ人の友人や家族に圧倒されるばかりでしたが、様々な感覚の違いを知ることは興味深く良い経験になりました。