Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2016年1月号 国際文化学部 N.H

1・試験について

MSSUの試験は中間・期末と分かれており、クラスによっては小テストを頻繁に行うものもありますが、この2回が特に大きな試験になります。

内容は授業によって異なり、writingのクラスでは制限時間内にエッセイを書き上げるテスト、歴史のクラスでは4pの簡単なエッセイ、選択問題、年代問題、地図問題など、speakingのクラスではpresentationが評価につながったりと、授業・教授ごとにバラバラです。

試験週間になると24時まで図書館は開いています。日本と比べると第二言語ということもあり、時間も労力もかかりますが、全学生がテストに向かうので、友達と勉強会を開いたり、図書館で集中している学生、部屋で頑張っているルームメイトを横目に見ながら乗り切りました。

この学校ではブラックボードと言われるオンライン上の黒板を利用しています。龍谷大学でいう、manabaだと思いますが、こちらのブラックボードでは逐次、自分がいまどれだけの得点を取れているか、評価は何なのか、を確認することができます。

2・冬期休暇について

冬期休暇は2週間ほどNYに行ってきました。友達と会う日もありましたが、一人で行動する日もあり、自由な2週間を過ごすことができました。最も印象的だったのは、人種の多様さです。NYは世界の中心となる組織が多く健在することから、アジアからヨーロッパまで多様な人がいます。しかし、NYで暮らしている人を見てみると、町ごとにゾーンができていると感じました。上のエリアには黒人の人が多く住み、教会が多く、治安と衛生が他と比べると悪いようでした。

下のエリアにはチャイナタウンと呼ばれる町があり、そのエリアは中国語であふれかえっており、NYにいることを忘れるほどでした。建物は西洋風なのに、一階の商店スペースのみが中国化されており、違和感を感じることが多々ありました。

NYは、目的を持って住んでいる人、そうでない人、生きるために移り住んだ人、夢を追いかけるために決心してきた人、が共存して暮らしているからこそ刺激的で、自由で、人間本位な場所だなと思います。