Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2014年5月号 社会学部 S.F

この留学を振り返って

この約10ヶ月の留学生活において、私は周囲の環境に恵まれていることをしばしば感じました。他国からの留学生とは良い友人関係を築くことができ、常に学習意欲を掻き立ててくれる存在でした。現地の友人たちはアメリカの学生生活がどのようなものかを教えてくれましたし、彼らと会話をすることが日々で一番楽しい時間でした。公共交通に乏しい町でしたが、彼らは快く食料の買い出しや遊びに連れて行ってくれ、生活を支えてくれました。ルームメイトたちは留学に関心を持った子達だったので、私の困難を積極的に救ってくれました。また、アメリカの家族となってくれたホストファミリーは私にとって何よりも大きな存在でした。アメリカ人の生活というものを学ぶ機会を与えてくれたこと、そして私を娘と呼んで温かく迎え入れてくれたことに心から感謝しています。学習面では、教授らの支えによって無事留学を終える事が出来たと言っても過言ではありません。至らない語学力を理解して下さったことに感謝しています。

私にとって今回が二度目のアメリカ留学だったので、どれもこれもが新鮮というわけではありませんでしたが、特に宗教に触れ、考えたことが大きく印象に残っています。新たな経験が出来たこと、視野が広くなったことは大きな喜びです。

留学生活を振り返り、南ミズーリ州立大学を選んで良かったと思います。

 

帰国後どう留学経験を活かす予定か

現在私は5回生です。予定通りに卒業ができれば、残された学生生活はほんの半年しかありません。卒論や就活で忙しくなるとは思いますが、留学生や留学に関心のある学生と関わりたいと思います。私の通う瀬田学舎には、イングリッシュラウンジが開設されたと聞きました。そこに集まる学生たちの中には留学に関心がある人も多いかと思うので、魅力を伝えたり、アドバイスをしてあげたりと、少しは役立てるかなと考えています。何より、私自身まだまだ英語力を向上させたいので、積極的に利用したいと思います。

また、卒論や就活に活かせることも得られたと思います。私が受講したジェンダールールスはとても面白く、興味深い内容で、卒論にジェンダーのテーマを使いたいと思うようになりました。帰国後も学びを深め、充実した論文を書き上げたいです。就職もチャンスがあればアメリカでしたいと考えています。今すぐでなく、国内でアメリカと関わりのある企業で働くことから始めることになったとしても、いずれ自分の好きな国で働くことができれば幸せだと思います。大きな挑戦になることは間違いありませんが、自分を試してみたいです。