Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2014年11月号 経済学部 M.K

1. 治安、危険を感じたこと、トラブルについて

こちらへ来てから、身の危険を感じたことはありません。治安に関しては、日本での生活と特に変わりはない様に感じます。大学内をパトカーが巡回しているのを良く見かけますし、非常に平和な日々を送っています。敢えて言うとすれば、‟イタズラ”です。わたしの寮では二回ほど火災報知器が鳴ったことがありますし、男子寮では頻繁にそのようなことがあると耳にしました。一度報知器が鳴ると、警察官が到着し安全を確認するまで部屋に戻ることはできません。土曜日の朝に30分以上外に出されていたこともありました。

 

2.1シーズンを終えて

先日、MSSUにとって今シーズン最後のアメリカンフットボール部の試合が行われました。この日はsenior dayと言って、四回生にとって最後の、おそらく多くの四回生にとって人生最後のゲームデイでした。前日の練習では、senior の選手たちは残りのチームメイトたちに順にハグをして回りました。わたしもその中に加わっていましたが、わたしが彼らと関わっていたのはわずか三ヵ月だったにもかかわらず、彼らがハグに回ってくるたびに、これが最後だと考えると辛く寂しい思いで、つい泣いてしまいそうになったことを覚えています。試合の当日はseniorの選手たちは、入場後に身内から花束を受け取ったり、写真撮影をしたり、と非常に微笑ましい光景でした。日本人と比べてこちらには、自分の感情をストレートに表現する人が多いように感じます。選手たちが親に対し感謝の気持ちを伝えている姿を見て、わたしも見習わなければならないなと感じました。残念ながら、この日は最後まで彼らの勇姿を見届けることはできませんでしたが、学生トレーナーの一員としてアメリカンフットボール部をワンシーズンサポートできたことを誇りに思います。