Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2013年10月号 社会学部 S.F

授業紹介

私は今期、International English Program(IEP)にて英語の授業を受けています。月水金にはReading, Grammar, Compositionが50分ずつ、火木はSkill, Listening&Speakingが90分ずつあります。レベルは1~5まであり、基本的にはこちらへ来てすぐに受けるミシガンテストの結果をもとにクラス分けされます。IEPは、学部授業の受講を目指す留学生のためのプログラムですので、どの授業もためになります。

私のお気に入りの授業はCompositionとSkillです。Compositionでは、エッセイの書き方を学びます。これまでに、アウトラインの作り方、魅力的なイントロの書き方、事実を書く場合と物事を比較する場合の効果的な構成法などを練習しました。エッセイを書く技術は学部授業を受けるにあたって必要不可欠だと思うので、文章を書くのは苦手ですが頑張っています。そして、Skillではアカデミックな単語を勉強したり、隠喩・暗喩法、擬人法などの語法を勉強したりしています。楽しみながら学ぶことを大切にしている先生の授業なので、歌詞や写真、絵を使うことが多く、毎回楽しいです。

日本の大学と違うと感じる点は、宿題とグループワークの量です。IEPに限ったことではないと思いますが、ほぼ全ての授業で毎日のように宿題が出ます。宿題も評価の一部ですので、疎かにすることはできません。グループワークについてですが、授業中に生徒同士で一緒に問題を解くことがよくあります。どの授業も生徒間または先生とのコミュニケーションが多いので、退屈することがありません。その分積極性が必要とされますが、学びを深めるには大切なことだと思っています。

 

ハロウィーンについて

日本では古くからの馴染みはないお祭りですが、最近はハロウィーンのグッズやお菓子などを目にすることが増えてきていると思います。しかし、アメリカのハロウィーンはやはり日本のそれとは規模が違います。

スーパーマーケットにはTrick or Treatのキャンディーやお菓子、装飾品、コスチュームなどがたくさん並びます。コスチュームを見に行ったときに、ハロウィーンの専門店を見つけました。店内は関連商品で埋め尽くされていて、面白くもあり奇妙にも思いました。友達に尋ねたところ、そのお店は年中ハロウィーンの商品を販売しているそうです。一つの行事のためにあるお店を見たことがなかったのでとても驚きました。

住宅街を歩くと、ほとんどの家の玄関先がパンプキンや魔法使いの人形、ガイコツなどで飾り付けられています。先日、ホストファミリーとハロウィーンパーティーを開きました。ヴァンパイアや魔女に始まり、血まみれの医者、妖精、ハチなど様々な仮装やメイクを楽しみました。家中もハロウィーン一色にし、モンスターたちのうめき声や叫び声が収録されたCDを流しながら不思議な雰囲気の中でディナーを食べました。食後にはみんなでパンプキンをくり抜き、ライトアップしました。すべてが初めての体験だったので、とても楽しかったです。

当日の木曜日、IEPでは先生も含めみんなで仮装しました。先生曰く、アメリカの学校ではコスチュームを着たまま授業に出る生徒がたくさんいるそうです。

これから、Thanks Giving, Christmas, New Yearと大きなイベントがたくさんあります。今からどんな経験が出来るのか、楽しみです。