Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年9月号 文学部 M.S

①オリエンテーションについて

オリエンテーションは1週間にわたって行われました。このオリエンテーションは留学生に向けてのものなので担当の方もすごく丁寧に話してくださります。 MSSUに来ている留学生は日本人をはじめドイツ、中国、サウジアラビア、フランス、などさまざまな国からきています。主に留学担当の方の自己紹介や 学長のお話であったり、大学内施設や、授業のこと、キャンパスツアーであったりとMSSUでの生活の事は大半ここで話されます。そして最終日にはミシガンテストといってIESのクラスをとるのか、レギュラークラスをとるかが決まるクラスわけのテストが行われます。ここで感じたのがやはりアジア圏から来てい る留学生よりも欧米圏から来ている留学生の方が断然と語学力が高いことが思い知らされました。しかし、それも私たちにはいい刺激になるとおもいます。

私たちがオリエンテーションをしている間は現地の学生はまだ学校が始まっていないのでスポーツクラブの学生以外は実家に帰宅していて、大学内の活気はあまりありません。しかし、オリエンテーションが午前中を中心に行われ、夕方からは留学生に向けたアクティビティーが毎日あったので退屈することもなく、むしろすごく充実していた気がします。この期間内に近くのモールやスーパーにも連れて行ってもらえるのでそこで生活に必要な布団や枕、タオルや洗剤など基本的なものはすべてそろうので日本からは本当に必要最低限で大丈夫だと思います。

 

②環境について

正直Joplinにくる前はとりあえず田舎で何もすることがない、とばかり聞いていたので本当にどんなところなのかとても不安でした。実際、確かに車か何か乗り物に乗る手段がないと、どこへ行くのも不便ではありますが、思っていたほど何もない町ではないように思います。Joplinの方々はとても親切で、買い物に行きたいとお願いすると連れて行ってくれますし、もちろんNYやLAと比べると比べものにならないかもしれませんが、近くにはモールがあったり、日本食レストランも何軒かあったり、大きいウォルマートであったり基本的に生活に不自由することはありません。キャンパスも広々としていて割と充実しているほうだと思います。図書館も堅苦しい雰囲気はなく勉強しやすいですし、下にはスターバックスのようなカフェがあり、フラペチーノのような飲み物もあり私はいつも休憩する時に利用しています。またジムではトレーニングの機械の他にもズンバのクラスやヨガであったりボクササイズなどのクラスが毎日あり宿題が少ない日は夜にジムへよく通っています。その他にもブックストアやヘルスセンター、歯医者(MSSUには歯科の学科があるので学生が簡単なことであれば見てくれます)であったりと生活環境は整っています。強いていうならカフェテリアの食事だけはあまり期待はできません(泣)。 基本的に本当にジャンキーなアメリカンフードなのではじめは慣れるまでに苦労しました。

日本の大学とアメリカの大学の一番違うところはイベントの多さだと思います。今年MSSUが75周年記念だということもあるのかもしれませんが、2、3日に1回の割合で何かイベントが行われています。Free T-shirtであったりFree foodなどのようなイベントや、キャンパス内にアトラクションのようなものがきたり、夜の9時ごろから芝生の上でブランケットを持ち寄ってmovie nightだったりと本当にイベントがたくさんあるところが一番のお気に入りです。

③寮について

今回は寮について書きたいと思います。MSSUの寮は大きく女子寮と男子寮、アパートメントとイーストホールがあります。女子寮はその名の通り女子のみの建物で1階が1人部屋、2階からがシェアルームになっています。男子寮も同じく1階が1人部屋、2階がシェアルームになっています。どちらとも、シャワーとトイレが共用で使用することになります。私はアパートメントに住んでいるのですが、アパートメントとイーストホールはひとつの部屋にリビングルーム、各部屋が2つあり4人でシェアをします。アパートメントとイーストホールの違いは主にイーストホールにはトイレとシャワーが2つ一部屋についていますが、アパートメントは4人で共用する形にはなります。しかしアパートメントにはバスタブたついているので、日本人にとって冬場はバスタブがあるのはかなり重要かもしれません。笑 基本的にイーストホールのほうが新しくできたので綺麗で建物自体も大きいです。はじめ私も1人部屋とルームシェアとすごく悩みましたが、ルームメイトと交流を持てるということと、基本的にルームメイトは現地の人とあたることがほとんどなのでこちらの文化や習慣も体験できてすごくよかったなと思っています。シェアルームはルームメイトと時間をあわせて寿司パーティーや料理を一緒に作ったり、ルームメイトの友達とも友達になれたり、シェアルームならではの特権かもしれません。