Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年12-1月号 経営学部 H.K

長期休暇について

長期休暇は全部でFall Break、Winter Break、そしてSpring Breakの3回あります。Fall Breakは11月の3週目くらいの、Thanksgiving Dayを含んだもので大体4~5日くらいだったと思います。Fall BreakはThanksgiving Dayをホストファミリーと過ごしたかったため、旅行には行かずにJoplinに残りました。こちらの学生はほとんど、実家に帰ってしまうので、キャンパス内は閑散としてしまいますが、こちらのホストファミリーのお家に泊めてもらったり、スピーキングパートナーのお家にお邪魔している子もいました。ホストファミリーじゃなくても、MSSUの職員さんがどこも行く予定のない子をお家に招待してくれたりと、インターナショナル生を気にかけてくれるので、アメリカの祝日を楽しめる休暇になると思います。

Winter Breakは1番長い休暇で、Fall SemesterのFinal Examが終わってから、次のSpring Semesterが始まるまでの約1ヵ月くらいのものです。Fall Break以上に現地の学生が全員、寮から出てしまうのでキャンパスに人が全くいなくなります。食堂も閉まってしまうので、Joplinに残るのなら食べ物に困ってしまうかもしれません。私はクリスマスをホストファミリーと過ごしたかったため、旅行に行くのをその後にしました。そのためクリスマスまでは、自分で自炊をしたりする必要がありました。しかし家族でJoplinに住んでいる現地の学生もいるので、なんとかなるかと思います。クリスマスは日本でも大きなイベントですが、アメリカではどちらかというと家族のイベントです。家族で集まり、豪華な夕食を食べたり、クリスマスプレゼントを交換したりします。Joplinはキリスト教の信仰が強い地域で、クリスマスが近づくと、よくクリスマスはどういった日なのかという話を聞かせてくれます。イルミネーションも華やかなお家があったりして、キャンパス外にでるとクリスマスを実感できて楽しい気分になります。日本とは、また違ったクリスマスを経験することが出来ました。

旅行はカウントダウンにニューヨークのタイムズスクエアでドロップボールを見ようということで、ボストン、ニューヨーク、そしてワシントンDCの順番でまわっていきました。年末年始なので、ホテルもフライトも普段よりも数段高くなっていたので、出来るだけ早めに予約することをお勧めします。ボストンからニューヨーク、ニューヨークからワシントンDC間は飛行機に乗らなくとも、バスで安くで移動できます。旅行前から、寒い寒いとは聞いていましたが、ボストンとニューヨークは本当に寒かったので、厚めのコートが必要です。

ボストンはアメリカの中でも歴史的な事柄が多く起こった都市なので、アメリカの歴史を勉強していれば、興味深い場所だと思います。私はちょうど、Fall Semesterで授業の中で、アメリカの歴史を勉強していたので、馴染みのある建物や場所、人物像などが多くあり、とても面白かったです。それでなくとも、建物や町の雰囲気が私はとても気に入りました。少し古めの建物が多いです。ハーバード大学や、ボストン大学などの有名な大学を見に行くのもいいと思います。この旅行の中でボストンが1番気に入りました。

ニューヨークにはカウントダウンの1日前に到着しました。ホテルがブルックリンだったのですが、治安はあまり良いとは言えませんでした、夜に女の子だけで出歩くのは危険です。カウントダウン当日、タイムズスクエアはたくさんの人と警察で溢れかえっていました。どこにいっても、並ぶことになるでしょう。人数規制されて、どんどん入れなくなっていくので、昼くらいに早めに行くことをお勧めします。カウントダウンには、アメリカの人よりも、他の国から訪れてきている人の方が多かったような気がします。周りでいろいろな言語が飛び交っていました。みんな前に行こうと押し合いになったりもしていたので、十分注意が必要です。しかし、年明けが近づくにつれて、周りのテンションも高くなっていき、雰囲気だけでも日本とはまた違い新鮮で楽しかったです。その場にいる人が全員でカウントダウンを始め、あの一体感はタイムズスクエアならではのものではないかと思います。残りのニューヨークは観光名所をまわったり、買い物をしたりして過ごしました。

ワシントンDCは、主に博物館や美術館です。ホワイトハウスもありますが、少し離れたところで見ることになるかと思います。様々な種類の博物館や美術館があり、ドイツのナチスの博物館で歴史的な勉強が出来たり、スパイミュージアムなど、アメリカならではの博物館があったりと、いろいろなことを知ることが出来ました。ワシントンDCは建物も高く、少し日本に似た印象を受けました。

休暇後はすぐに授業が始まるので、少し予習などの時間を作った方が、授業に入りやすいかと思います。やはり現地の学生とは違い、母国語で授業を受けているわけではないので、専門の授業をとるなら、それなりの努力をしないと現地の学生と同じレベルで授業を受けるのは難しいと思います。Winter Breakに入る前に、履修登録をしてある程度、授業は確定しているので休暇中に少し準備できます。

Spring Breakは3月の中旬にあり、1週間くらいの休暇となります。留学生活、最後の長期休暇となるので、いろいろなことを学び、いっぱい楽しめる休暇にしたいと思います。