Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年11月号 国際文化学部 Y.I

試験について

Winter breakの前の試験は、学期のなかで一番大きなテストになります。私は今英語のIEPクラスしかとっていないので、全教科5つすべて英語です。日本に比べると3分の一の授業数になるので比較的楽に思われます。私はいまreading, speaking and listening, composition, skills, grammerをとっています。それぞれ一時間のテストあり、試験内容は教科によってことなります。たとえば、リーディングは、教科書に出てくる単語のテストです。100個近くあるすべての単語の意味を英語で説明し、自分でその単語を使ってセンテンスがつくれるようにしとかないといけません。スピーキングでは、CDを聞いてそこから自分で要点をまとめてサマリーを書きます。スキルズでは、アメリカの祝日についてプレゼンテーションをします。グラマーでは、TOEICのリーディングのセクション1のような問題が並べられているテストを行います。コンポジションでは、エッセイをテスト時間内で書きます。来週から試験が始まるので、まだ具体的に試験内容はわかっていませんが、基本的日本の大学の試験とは違って、どちらかというとIEPのクラスのテストはレベルはもちろん違いますが形式からいうと中学校の試験と同じような気がします。

 

治安、危険を感じたこと、トラブル等について

アメリカと聞くと、銃の所持を許されているのもあり、危険な国のような感じはしますが、比較的ジョプリンは田舎なのもあり、治安はいいと思われます。人はみな穏やかで、フレンドリーなので、暮らしの中で危険を感じたことは一度もありません。しかし、日本とは違ってやはり自分の財布や貴重なものは必ず身に着けて、決して置いたまま席を離れたりしてはいけないなと思います。日本が特別なだけで、海外ではアメリカにかぎらず、自分の物は自分できちんと管理していないと、取られてもそれは自分の責任になるのだと学びました。Thanksgivingの時に買い物をする予定だったので財布の中に300ドルほどのお金が入っていました。そして、買い物をするときに友達に、財布の中のお金をあまり見せないようにした方がいいよと言われ、今まで一度も考えずに財布を開いて払っていた私にとって、その一言は衝撃的でした。人の財布の中身を必然的に見てそれを奪おうと思う人が私の周りにいるなんて考えたことがありませんでした。この経験は海外での暮らしにとても必要な常識で、それと同時に日本がどれだけ平和な国であるかを学ぶことができました。

 

自由テーマ

11月21日から11月26日までthanksgiving breakという一週間の休みがありました。私は、ルームメイトの家に行く予定だったのですが、親族が事故にあったということで、急遽滞在先を探さないといけなくなりました。寮に滞在する場合は留学生の場合お金は払わなくていいのですが、前の日に申し込みを済ませておかないといけなかったため、私は違う友達に頼みその子に家に行かせてもらうことになりました。アメリカの家族は日本とは少し違って、家に人を招き入れることに抵抗がありません。なので急に家に泊まらせてもらえないか聞いたにもかかわらず、快く了承してくださいました。火曜日、学校が終わってすぐ学校を出て、着いた先は牧場でした。家には100頭以上の牛や、馬、犬、猫、鶏、ターキーなど、たくさんの動物が家の周りにおり、街で育った私にはすべてが新鮮でした。木曜日の23日はthanksgiving dayでした。昼過ぎに家を出て、従妹の家にいきました。そこには従妹やおばあちゃんおじいちゃん、親族のほとんどがおり、たくさんの食べ物がキッチンに並んでいました。ご飯を食べた後は、ゲームをしたり、映画を見たりとそれぞれの時間を過ごし、10時過ぎにショッピングモールにいきました。Thanksgivingの次の日はblack Fridayと呼ばれており、アメリカ中の服、食べ物、電化製品とすべてのものが安くなる日があります。モールにつくと夜にもかかわらず見たこともないような数の人々がいました。オープン前から列をつくり、その列は建物の裏まで行くほどの長さでした。結局次の日の朝の9時まで買い物をしました。とても大変な2日間でしたが、日本にもこういった日があってもいいなと思いました。