Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年10月号 経済学部 S.Y

授業紹介

 

現在は英語を五クラス、その他に二クラス受講しています。(通常は英語のクラスだけですが、相談の上二科目は聴講という形でクラスへの参加をしています。)英語のクラスについては、ミズーリに留学している龍谷大学生は履修しているので、そのほかの科目を中心に紹介していきます。学部の科目は、Educationからひとつ、International studiesからひとつ受講しています。EducationからはFoundations of Education in a Global Societyと言う科目を受講しています。内容は、先生になるための基礎科目になっていて、グローバル教育の科目です。アメリカには様々な移民の人がいて、それに先生は対応していかなければなりません。その中でどのような生徒がいるのかを学んでいきます。またプレゼン、レポートなどを通して理解を深めていきます。たまにビデオを観たりもします。ディスカッションが授業中よくありますが、かなり苦戦しています。ディスカッションのトピックがわからないことがよくあります。外国人は私だけなのでとても、孤立を感じることがありますが闘っています。特に教職科目なので現地の人しか基本的にはいません。International studies からはThe model United Nationという科目を受講しています。国連の概要を学び、ひとつのテーマに沿って調べていく形の授業です。最終目標は国連の会議の参加になっていますが、それに参加するかしないかは、選択することができます。毎セメスタースポットを当てる国が変わっていき、今セメスターはスペインです。その中で私のテーマは「戦争時の一般市民の権利」についてです。このテーマで国連の会議で発表になります。この授業の特徴は、毎回授業に準備していかなければならない課題がとても多いです。日本語でもおそらく大変なぐらいです。この科目は80%がディスカッションです。この教育、インターナショナルスタディーを勉強するためにアメリカに来たので、とても満足して受講できています。どの科目にもいえることですが、課題の量は日本と比べるとやはり多いです。

 

 

カルチャーショック

 

今回は三つの点について紹介します。一つ目は、考え方が違うという点で困ることがあります。その中でも際立って違いを感じるのは、はっきり意見を言わなければ伝わらない、理解してくれないという点です。日本のように「空気を読む文化」が優れてはいないです。(もちろん人によります。)日本の友達であれば、言葉で言わなくてもその場の雰囲気であったり、顔色であったりで理解してくれるのですが、そうはいかないです。彼らは、「思ったことがあれ直接いってください」という主張です。自分が日本人であることを実感します。二つ目は、食べ物です。アメリカの食べ物は油っぽいもの、甘いものが多いです。食堂では、毎日ハンバーガーを観ることができます。食べ過ぎたらダメだと思っても食べてしまいます。自分で食べたいものをとることができるので、ハンバーガー、ピザ、パスタ、コーラ、アイス、ケーキなどの組み合わせも可能です。クッキー、ケーキは甘いです。思わずそれらの形をした砂糖ではないかと疑ってしまうほどです。最近友達に紹介されて飲んだ飲み物は、カルピスの原液を飲んでいるかのようでした。三つ目は地域独特のことなのですが、キリスト教の方が多いです。(もちろんアメリカ人はキリスト教が多いですが、その中でも信仰心が強い方が多いと聞いています)私自身宗教に興味があるので抵抗を感じたことはありませんが、抵抗のある人は最初おどろくかもしれないです。仏教などを勉強していくと比較ができおもしろいのではないかと思います。ミズーリに来る人はオリエンテーションなどでそのことについて国際部の方から説明があるかもしれませんが、おそれる必要はありません。違う価値観の人と話すことが好きな私にとって、カルチャーショックはとてもいい経験になっています。個人的には色々なショックを受け続けられるように、貪欲に行動していきたいと思っています。

 

ボストンキャリアホーラム

 

10月19~21日に開催されていた。ボストンで行われたキャリアフォーラムに参加してきました。日本の企業が、バイリンガルの生徒を求めてボストンに来てくれるというフォーラムです。リンク貼っておきます(http://www.careerforum.net/event/bos/?lang=J)。すごくいい経験ができました。留学された際に是非参加することをおすすめします。イギリスから来ている日本人留学生も観かけました。友達を作れたという点がとてもよかったです。将来企業も考えている私にとってこれほどいい機会はありません。いろんな分野の人に出会うことができ、Facebookも交換することができました。このフォーラムに来る半分以上の人が海外の大学に通っていて、英語も堪能です。彼らからはとても刺激を受けることができました。ソニーエンターテイメントさんとの面接の機会をいただくことができました。またベネッセさんともインターンシップの面接をしていただくこができました。自分の進路、やるべきことを見直す機会になりました。このフォーラムの特徴でもあるのですが、スピード採用が多くフォーラム中に内定をもらうひともいます。フォーラム意外にもボストンまで来たので観光もしました。ボストンはとても歴史のある町で、興味深い建築を数多くみることができました。イギリスが昔植民地にしていたという歴史的な背景から、ヨーロッパ風の建築がとても多いです。フォーラム以外でもいろいろな出会いがあり、いい機会を得ることができました。是非参加してください。(特にアメリカ、イギリスに留学される予定の方)。イノベーションを起こせるように日々精進しております。