Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2010年10月号 法学部 Y.F

授業紹介

授業は大きく分けて二つに分かれます。1つはレギュラークラスで法律や経済、経営、歴史などの日本で言うところの専攻科目です。もう1つはIEPと呼ばれる留学生のための英語のクラスです。僕は今学期IEPの授業のみ受講しています。授業の種類は様々で、グラマーやリーディング、ライティングなどを中心に発音の授業も取っています。授業は全て少人数制です。なので、担当の先生もしっかりと名前を覚えてくれますし、質問などをする際にも個人的に対応してくれます。本当にクラスの一員として参加している感覚が強いです。発音の授業ではどれだけ自分の発音がいい加減だったか気づかされました。

全体的な日本との大きな違いは、日本ではどの授業も90分で開始時間も決まっていますが、こちらでは授業時間や1週間当たりの回数など授業ごとに異なります。例えば、グラマーの授業は週3回で1回当たり80分です。僕の場合、毎日2~4つ授業があり、どの授業に関しても宿題が出るので夕食後毎日のように図書館に宿題をしに行くことが当たり前になりました。また、Black boardと呼ばれる授業に関するインターネットサイトがあり、オンラインで問題を解いて提出することもあります。授業で英語を学び、ご飯を食べながら友達と英語で話し、宿題でまた英語に触れるという風に毎日を本当に英語に囲まれて生活することができます。

カルチャーショックについて

こちらに来て2ヶ月経ちましたが、いろいろな部分で日本とアメリカとの違いを感じます。いくつか具体的に紹介したいと思います。まず感じたことは、消費する量が多い事です。基本的に毎日カフェテリアと呼ばれる食堂で毎日ご飯を食べているのですが、バイキング形式になっています。なのでみんな食べきれるかどうかをあまり考えることなく、取っている気がします。食べ終えた後はトレイやお皿を戻すのですがその時にほんとに多くの食べ物が捨てられているのを目の当たりにします。また、キャンパス外ではウォルマートに買い物に行った際、水やコーラが20本くらいで5ドルなど一本あたりの価格の違いや、ファストフードの違いにも驚かされました。

さらに違いを感じたことは、支払い方法です。もちろん日本でもクレジットカードは使えますし、その使用範囲も広がっていると思います。しかしこちらでは本当にちょっとした買い物でもカードを使うことが多いです。こちらに来て少ししてから、諸費用を払う日があったのですがそれさえもカードで払いました。

最後は洗濯と自動販売機についてです。こちらでは干すということをせずに、乾燥機を使います。また洗濯機、乾燥機ともにクオーターのコインが5枚ずつ必要で少し面倒だと感じることもあります。自動販売機については、1ドル札かコインしか使えません。なので5ドル札や10ドル札を持っていても買えないので、飲みたいときに飲めないことが時々あります。なのでこのようなお金は日ごろから貯めておくことをお勧めします。

自由テーマ

10月はどういう月かについて書きたいと思います。今月は今学期の中間に当たる時期で最初の節目になります。1つには中間テストがあります。特別、テスト期間という感じではありませんが、グラマーの用に授業中に問題を解く授業や発音の授業の用にみんなの前でスピーチをする場合、ライティングの授業ならいつもより長い目のエッセイを提出することがテストの代わりになる場合など様々です。これらのテスト後、もう1つの大きなイベントであるFall breakと呼ばれる秋休みがあります。今年は土曜日と日曜日を含めて火曜日まで4連休でした。過ごし方は様々ですが、ずっとキャンパス内にいる学生は少ないです。4日間を全て使って旅行に行った学生もいますし、ちょっとした日帰りのキャンプやハイキングにでかける学生もいます。またこの期間は図書館やカフェテリアなどの施設利用時間が変則的になるので、注意が必要です。

僕はホストファミリーと車で2時間程度の所に他の何人かの留学生も含めてハイキングに行きました。個人的にも緊張感が良くも悪くも取れてくるので、だらけないように規則正しく生活することを心がけています。また気候も日によってまだまだ差がありますが、全体的にだいぶ涼しくなるので服装も夏服だけでは過ごせなくなります。なので、しっかりと体調管理を意識する必要がある時期です。