Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2019年 3月号 国際学部 H.K

<現地の学生、友人について>

多くの国、地域から学生が集まって来ているので、いろんな国の友達がいると思います。アメリカ出身の友達はみんな日本に興味のある人で、日本に興味のある学生が運営しているグラブで出会いました。1番の話題はやっぱりアニメですが、私自身アニメを見ないので答えてあげることができないことが多いです。マニアックなアニメまで見ている学生がとても多く驚かされることばかりです。これからアメリカに行く学生は、王道なものだけでも見ることをお勧めします。(ナルト、ワンピース、ハイキュー!!はよく話題に上がっているように感じます。)

私が個人的に感じるのは、アジア人との仲良くなるスピードの速さです。同じアジアでも文化は違いますが、アメリカと比較するとそれでも似ているので何か共感するものがあるのだと思います。前学期はよく複数の韓国人の中に一人混じって遊んでいました。アメリカに来て、最初に仲良くなったのが中国出身の女の子で、放課後ご飯に行ったり、週末にはショッピングモールに行ったりしています。秋休みには一緒に旅行に行きました。1番仲が良くて距離が近いのは、ルームメイトだと思います。同じ部屋・バスルームを共有しているので、必然的にコミュニケーションをとることになります。9月号に彼女のことを詳しく書きましたが、彼女もまた韓国から来ている学生の一人です。お互いに韓国、日本に興味があり、仲良くなるのに時間はかかりませんでした。今期が終了後、旅行に行くことも決めました。第三言語としてアジアの言語を学ぶのもいいのかも知れません。

 

<Spring Break(春休み)について>

3月4日から8日までが休みになり、土日を入れ9日間の休みがありました。大学三年生なので、就職活動のことが気になったので日本に一時帰国することも考えましたが、帰国まで間もないのでここにいることに決めました。三年生ならば一時帰国することも1つの方法だと思います。残ると決めたからには楽しもうと、アリゾナの東隣のニューメキシコに行ってきました。LAやサンフランシスコなどの大都市もアクセスしやすいですが、ニューメキシコは日本からはなかなか行こうとならないだろうということで選びました。三泊四日でサンタフェ、オールドタウン、ホワイトサンズを回りました。(車での片道の移動で9時間近くかかります。)

ニューメキシコの印象は、雰囲気はアリゾナと似てはいますが、よりメキシコの文化と混ざり合っていて、よりアジア人が少ないということです。サンタフェ・オールドタウンを歩いているとメキシカンの店が多く並んでおり、アジア人に出会うことはありませんでした。しかし、アジア料理屋は探せばあることがわかり、また、サンタフェの北の山奥に日本の旅館のような佇まいの温泉を見つけました。アリゾナ在住のアジア人の多くは中国・韓国人なので、日本のものが大きく作られいることに友達とテンションが上がりました。(テンピの日本マートはコンビニサイズ。中国・韓国のマーケットはモールサイズで複数あります。)ニューメキシコ独特な雰囲気も偶然だけど日本も感じることができて楽しかったです。オールドタウンはカラフルで可愛いかったし、ホワイトサンズは名前通り真っ白で広大で感動します。同じくテンピからアクセスできるカリフォルニアのインペリアルサンドも行く機会があれば比較出来て面白いと思います。サンタフェはアリゾナのセドナと似ているので感動は少ないと思います。