Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2012年9月号 国際文化学部 M.M

オリエンテーションについて

 アリゾナ州立大学の留学生に向けたオリエンテーションは、8月17日に行われ、安全な生活の送り方、保険、ビザ、ホームシックへの対応策、授業登録、アリゾナ州の法律についてなど、これから始まる留学生活に必要な情報を提供してくれました。また、その後授業が始まるまでの約1週間、クラブ紹介や留学生同士が仲良くなるための食事会など、さまざまなイベントが開催され、毎日イベントに参加し、そこで多くの友達を作ることができました。さらに、今セメスターに交換留学生としてアリゾナ州立大学に来ている学生は約50名で、Amigo Programというプログラムを通して、それぞれに現地の学生が1人つき、これから始まる生活をサポートしてくれます。こちらに来る前はこちらでの生活が不安で仕方なかったのですが、オリエンテーションでの詳しい説明や、さまざまなイベント、Amigo Programなどを通して、一気に不安が期待に変わり、今では充実した生活を送ることができています。なので、オリエンテーションの参加はもちろんのこと、毎日のように開催されているイベントに積極的に参加し、さまざまな国の人々との関わりを持つことは、非常に重要だと思います。

 

環境について

 まず、アリゾナの気候についてです。アリゾナの現在の気温は、暑い日で50度を超え、平均しても40度を超える日々が続いています。とても暑く、数時間外を歩くだけで皮膚がぴりぴりと痛くなり、すぐに焼けてしまいますが、湿気がない分、日本の夏に比べると過ごしやすいです。

 次に、大学の環境です。アリゾナ州立大学は、大規模な大学なので、キャンパスがとても広く、大きな食堂やジム、広いグラウンド、24時間使える図書館、コンピュータールームなど、さまざまな施設が整っています。また、課題やレポートで困ったときはキャンパス内のWriting Centerに行けば、いつでも親切に教えてくださいます。なので、大学の環境は、本当に充実していると思います。

 3つ目に、寮生活についてです。私が住んでいる寮は、多くの留学生が住むGlobal VillageのCholla Apartmentというところで、大学の目の前にあります。寮の中では、留学生が交流できるさまざまなイベントが催され、毎日賑わっています。また、寮の近くにはスーパーがいくつかあるので、買い物に困ることもありません。

 最後に、交通の便についてです。アリゾナ州立大学のあるTempeには、Light Railと呼ばれる電車や、バス(無料バスと有料バス)が走っています。電車とバス両方に1年間乗り放題というカードを$150で買うことができ、それを使うと買い物の際に、とても便利です。また、アリゾナ州立大学はとても広いので、たいていの学生は自転車やスケートボード、バスなどを利用してキャンパス内を移動しています。

 

日本とアメリカの大学生の違い

 アリゾナ州立大学に来て約2か月が経ち、私は毎日、日本の大学生とアメリカの大学生の違いを感じています。まず、ファッションです。大抵の日本の大学生は、毎日化粧をしたり、オシャレに気を遣ったりして大学に行っていますが、こちらはそうではありません。オシャレをするのは週末だけ、という感じで、キャンパス内でよく見かけるのはジャージや大学のロゴが入ったTシャツやパンツです。アメリカ人の友達に、日本人はどうして学校に行くのに、そんなオシャレをするの?と尋ねられたときは、どう答えてよいかわかりませんでした。しかし、週末になると、毎週のようにパーティーがあるので、みんなすごくオシャレをします。

 もう一つの違いは、授業に対する態度の違いです。私はこちらに来てから一度も授業中に寝ている人や、携帯を触っている人を見たことがありません。教授が質問を投げかけた時は、ここぞとばかりにみんな手を挙げ、自分の意見を述べます。さらに宿題の量が半端じゃありません。みんな週末は、おもいっきり遊びたいため、平日はよく勉強し、多くの課題を平日中にこなしています。本当にメリハリのついた大学生活で、日本の大学生も見習わなければならないと思いました。