Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ランガラカレッジ
2015年12月号 国際文化学部 S.D

 

1. 試験について

計7週間の授業の最終日にはReading,Listening,Writingのfinal exam があります。試験はreading ・listeningが50分ほどでwritingはレベルにもよりますが20~30分以内にReading とListeningの試験内容を踏まえて1つの問いに答えるという形式です。テスト内容の構成や難易度などは授業で毎日練習に使っているものとだいたい同じです。しかしトピックは授業で習ったものとは全く違うものが与えられ、それが事前に教えられることがないので試験対策の勉強としては授業で使った教材の中で自分が間違えやすいものや先生にここは大事だといわれたところを見直すくらいです。試験結果は試験終了から2~3時間後に授業の成績表として担当の先生からメールで送られてきます。それぞれのレベルを合格するにはFinal examで規定以上の点数を取ることだけでなく、授業態度や提出物、毎週の小テスト、プレゼンテーション、Writingの課題など普段から熱心に授業に取り組み、すべての合計で70%(B⁻)以上を取ることが必要です。ほとんどの生徒が合格点を取って次のレベルに上がっていきますが私のLEAP4のクラスでは17人中2人ほどが不合格で同じLEAP4の授業をも一度受けなければなりませんでした。

2. 現地の学生・友人について

ランガラカレッジのLEAPコースは1クラス15人ほどの少人数なので授業内のペアワークやグループアクティビティ、休憩時間などを通してすぐに仲良くなれた印象があります。クラスの雰囲気によっても異なりますが授業後や週末にクラスのメンバーで集まってご飯を食べに行くクラスや、あまり集まりのないクラスなど様々です。基本的に毎日2~3時間分ほどの課題が出されるので私も友達も課題を終わらせることを最優先にしてクラスの友達と遊びに出掛けるのは週末か課題の少ない日が主です。LEAPプログラムを通してできる友達は基本的にアジア系やインド、サウジアラビアなどから来ているインターナショナル生でしたが、日本語日本文化を教えるワークショップを通してカナダ人など英語のネイティブスピーカーの現地の学生と仲良くなることができました。彼らとはワークショップだけでなく期末試験後にみんなで打ち上げに行くなどして楽しみました。日本の大学生と比べるとこちらの学生は年齢層が幅広く、働きながら勉強している学生が多い印象です。また、学生の多くは自分で授業料を払って勉強していて皆できるだけ早く大学に編入のための単位を集めるためにとても熱心に勉強しています。