Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

クワントレン・ポリテクニック大学
2011年10月号 国際文化学部 A.M

●授業紹介

私はクワントレンで主に二つの授業をとっています。Writing&ReadingとListening&Speakingで二つともESLの授業になります。こっちに来てからコーディネーター、そして先生と話し合った結果、今期は正規の授業をとらないことにして授業(月と水16:00~18:00のpronunciationのクラス)も1個減らしました、というのも私は今4回生で12月に卒論(英語7000words)を提出しなければならなくて、また11月には就職活動の一環でボストンキャリアフォーラムにも行く予定をしているのでこうしました。正規の授業をとっていないとはいえ、課題はとても多く、授業は月曜日から木曜日まで毎日、朝10:00~12:00と14:00~16:00あります。授業後の4時間(20:00まで)と空き時間の2時間、最低合計6時間は学校で課題と卒論に毎日励んでいます。

授業についてですが、Writing&Readingの授業では授業の名の通り基本的には文章の書き方をとことん学び、それに加え速読の仕方を身につけるため様々な専攻の文章や小説をたくさん読みます。それらを通して新しい単語の使い方や文法の復習もします。この授業はとにかく毎日課題が多いです。

もう一つのListening&Speakingの授業では基本的に正規の授業をとる準備をします。心理学、言語学、歴史、社会学、ビジネス、など様々な専攻のレクチャーを集めたテキストにそって授業は行われ、それらを通して主にグループディスカッションの仕方や役割、正規の授業中のノートの取り方、プレゼンテーションの仕方を学びます。

またキャンパスに日本人が一人ということと、どのように日本語が英語で教えられているのかに興味があったので日本語の授業に週二回(月曜日と水曜日)参加しています。中級レベルのクラスで日本語を学ぶことを通して日本の文化も一緒に学ぶ形式の授業です。最近の授業ではお歳暮とアルバイトの面接についてのプレゼンがありました。

 

 

クラスメートの中国人と台湾人の友達

ノースバンクーバーのキャピラノブリッジです

 

 

●カルチャーショックについて(アメリカとカナダの違い)

私は今までに約10カ国ほど渡航経験(短期留学、長期留学、一人旅)があり、既にアメリカ(カリフォルニア大学アーバイン校)での長期留学も経験しているので特にカルチャーショックはありません。ですがカナダに来てからアメリカとカナダの国民性の違いに気付きおもしろいなあと感じています。カナダに来る前はアメリカとカナダは同じ大陸だし北米として一つに括られているので正直どのような違いがあるのか分からなかったのですが、カナダに住む期間が長くなるにつれだんだん違いが分かってきたように思います。

例えばアメリカのテレビ番組を例に挙げるとアメリカの人は非常に競争やコンテストが好きな気がします。歌やダンス、料理などのcompetitionの番組が多いです。私が思うにアメリカはwe are the best! という気がします。またアメリカは人種のサラダボウルと言われていますが、それはカナダも同じですが、個人的な印象としてはカナダの人の方が他の文化(食文化など)を理解、尊重し自分たちの生活に取り入れるなどし、より文化や人種が入り交じりお互いに良い影響を与えカナダというひとつの国を作り出していると思います。

例えば他人を非常に尊重し、思いやりがあり人種に関係なく全ての人に優しく接していて、そして非常に家族を大切にします。英語を母国語としない人のつたない英語を遮ることなく最後まで理解しようとしてくれます。ここがアメリカの人と大きく違うと思いました。なので個人的な意見としては間違いを恐れることなく、自分の言いたいことを最後まで遮られることなく言えるカナダは非常に英語を学ぶのに適している環境にあると思います。

 

 

 

お気に入りのエリアYaletown(バンクーバーのお洒落エリアとして有名です)

来月の投稿ではHalloweenの写真をアップできると思います

 

 

●自由テーマ→クワントレンに留学を考えている人へ

大学のキャンパスがあり私の住んでいるリッチモンドはとにかく中国と香港からの移民と留学生が多いエリアです。香港からの移民はイギリスが香港を返還してからで、中国からは2000年代に入ってから急激に増えたそうです。先月のマンスリーレポートにも書いた通り市の人口の半数近くが中国系の人々です。なので大学の人種的な割合もそうなってきます。

問題なのが彼らは自分たちだけで固まりカナダ人や他の国からの留学生を全く寄せ付けず英語を話そうとしません。それはESLの授業でも正規の授業でも同じです。例えばカナダ人の友達の専攻はaccountingで中国人に人気な専攻のうちのひとつでクラスに彼女以外はほとんど中国人ということもあるそうです。私のとっている授業も同じで私と台湾の女の子1人以外はみんな中国人です。大学の授業のルールに授業中は中国語を話してはいけないと決められていてもそれは全く通用しません。先生が英語以外を母国語とする人(ここでは日本人の私)の前で自分の母国語(中国語)を話すのは非常に失礼と諭し、extra homeworkなどを課してもお構いなしです。ある日我慢出来なくなり先生に相談した後は状況はまだましになりましたが、このような環境は想像を越えていました。幸いなことに私にはカナダ人の友達や他の国からの交換留学生の友達がいるので同じような気持ちを分かち合えるので良かったですが、リッチモンドにはある程度覚悟して留学に来たほうが良いと思います。もう一つのキャンパスのサレーのほうはどのような状況か分かりませんが…。

しかしながら私はカナダとカナダの人がとても好きで居心地の良さは他のどの国よりも1番だと思います。世界中のどこの国に留学してもネガティブな面はあります。否定ばかりせず国民性(中国系の人達の)を理解し、どのように付き合って共存していくのか、そしてそのネガティブな面をジョークや笑いに変えられるかを私はリッチモンドに住んでいるカナダ人から学んでいる気がします。状況は変えられません、しかしプラスに出来るかマイナスに出来るかは自分次第です。

 

 

同じ時期に来たビールが大好きな交換留学生の仲間たち

でも私以外のみんなは1セメスターだけで12月に帰国します