Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キングス・ユニバーシティーカレッジ
2011年6月号 国際文化学部 K.T

<この一年を振り返って>

とにかく一年、正確には8ヶ月は思ったよりもあっという間でした。留学前と比較して変わったところと言えば、行動力だと思います。日本にいるときは、特定の人と一緒にいる時間が多く、人に頼ってしまうことも多かったですが、こちらに来てからは自分から行動できたと思います。特定の人とずっと一緒にいない分、いろんな人と交流を持てましたし、フレキシブルに動けて活動的だったように感じます。日本人との出会いがほとんどなかったので、たまにさみしいと感じる半面、自分からいろんなイベントに参加したり、輪を広げられたりしたのでよかったなと思います。勉強面に関しても、日本にいたときよりも一生懸命勉強できたように思います。正規の授業を受けるということは簡単なことではなく、たくさん勉強したというよりも、むしろ勉強しないといけない環境に置かれていたからかもしれませんが・・・。 授業内容も難しく、大変でしたが何より自分が興味を持って勉強できたことが、一番の糧だと思います。今までいかに自分が手を抜いて勉強していたかを思い知らされ、刺激をもらいました。ただ授業にもっと積極的に参加できたら、と悔やんでいる部分もあります。シャイな自分を打破しなければいけないと痛感しました。

<帰国後どう留学経験を生かす予定なのか>

毎日の生活に少しでもプラスになればと思います。留学で身につけたことは、語学だけではありません。初めて親元を離れた身としては、家族のありがたさを改めて痛感しましたし、簡単な身の回りの家事も自分1人でしなければいけなかったので、そういう意味での自立や友達との付き合い方等、当たり前だけど大切なことをたくさん学びました。またカナダにいるときは留学生バディ等にたくさん助けてもらい、いろいろ不安なことやわからないことを教えてくれたので、今度は自分が龍谷大学に来る留学生の子たちのサポートができたらいいなと思います。留学生の気持ちが少しでも理解できたらいいなと思います。語学的な面でもまだまだなので、帰国してから英語を使わず渡航前と同じ状態にならないためにも、しっかり勉強したいと思います。

<自由テーマ>

これから留学を控えている学生さんに一言書きたいと思います。1年は自分が思ってる以上に、長いようで短いです!短い期間ですが、学ぼうと思えばたくさん勉強することはできます!一方で、手を抜こうと思えば何も成長しないままただただ時間が過ぎていってしまいます。なので、一日一日を無駄にしないで、毎日充実させてほしいと思います!留学に行ったら、これをする!というような目標や強い意志を持って行くといいと思います。また留学に行ってしまうと、自分がその国にいるということが当然に感じてくることもあると思うのですが、常に応援してくれた人たちへの感謝の気持ちそして龍谷大学からの親善大使であるということを忘れないでください。この貴重な経験が価値のある、実りあるそして充実したものになることを願っています。勉強ももちろん大事ですが楽しむことも忘れないでください。