Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

キングス・ユニバーシティーカレッジ
2010年10月号 経済学部 Y.T

授業紹介①

私は現在、5つの授業を受けています。ほとんどの授業が1コマ3時間で行われ、週に2日1時間と2時間とわけられていたり、または週1で3時間行われたりと、龍大の授業とは少し異なります。中には、1コマ5時間の授業などもあります。授業の登録は渡航前にメールで履修可能な授業のリストが送られてきて、登録をします。オリエンテーション中に、何度も簡単に変更することができ、またWestern での授業も履修は可能です。なので、渡航前にあまり授業について心配する必要はありません。授業によってエッセイをたくさん書くコースがあったり、たくさんの本を買わなければいけなかったりするので、カナダ人の生徒に色々きいたほうがいいと思います。今回は、交換留学生のための授業について紹介します。

Oral Discourse

この授業は、よく日常で使われる会話の表現や、スラングまたイディオムなど習う授業です。入学許可証の書類のなかに、FEE AMOUNTSという、何にいくら必要なのか記してある用紙があります。そこには、留学生のために開かれる授業や旅行などに申し込みをするチェック欄があり、Canadian Culture Class というもう一つの授業の選択する欄があるのですが、こちらを選んだら自動的にOral Dicourseの授業も登録されます。Oral Discourseの選択欄はありません。

Canadian Culture Class

この授業の講師は、留学カウンセラーであるLinda Weberが担当しています。カナダの歴史や先住民について学んだり、またトロントや美術館など、さまざまな場所などに小旅行にも行きます。観光地だけではなく、歴史が感じられる小さな村へ行ったり、カナダの文化についても学べるので受講をおすすめします。

カルチャーショックについて

一番驚いたことは、多くのカナダ人の学生は、授業で自分たちのノートパソコンを使用していることです。日本の大学では、そのような学生はみたこともないですし、私自身も使ったことがないのでとても驚きました。King’s university collegeのキャンパス内ならどこでも、インターネットを使用することが可能なので、至る所でノートパソコンを使用している人をみかけます。しかし、パソコンでノートをとっているので、キーボードのを打つ音が鳴り響くため、最初はなかなか授業に集中できませんでした。また、カナダ人の学生は常に明るく陽気で、こちらまで楽しい気分になります。多くの人がとてもフレンドリーで、知らない人に突然、「あなたのネックレス可愛いね」と言われたりもしました。

カナダの祝日とクラブ活動について

10月11日はThanks Giving dayといって、元々は収穫を祝うための休日です。多くのカナダ人の学生が金曜日に実家へと帰り、週末を家族と過ごしました。私はナイアガラの滝の近くにカナダ人の友人がいて、招待されたので金曜日から月曜日まで一緒に週末を過ごしました。Thanks giving dayの日には、ターキーを食べるのが一般的で、他にもたくさんの料理がでてきます。しかし、ターキーには人を疲れたように感じさせる化学物質が含まれているらしく、食後は私を含め多くの人が、眠気と戦っていました。

私はKing’sで1つ、Western(メインキャンパス)で3つのクラブに参加しました。クラブに所属することで、たくさんの人と出会えることができます。King’sはとても小さい大学なので、もっと人の輪を広げたいと感じ、メインキャンパスでも参加しようと決めました。そのうちの一つを紹介します。JSA(Japanese Student Association)という日本人学生が立ち上げたクラブがあるのですが、所属している日本人学生は5、6名程度であとはカナダ人と世界中からきた留学生によって運営されています。日本に興味を持っている学生ばかりで、自分の国に興味をもってもらえてとてもうれしく感じ、また人脈も広げることもできます。系列大学のHuronでは、Japanese Conversationといって毎週金曜日のお昼に行われており、日本語の授業をとっているカナダ人学生や留学生がたくさんいて、日本語を教えたり、英語を教えてもらったりと、お互い高めあうことができるいい機会だと感じました。