Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2013年3月号 文学部 Y.Y

1. 日本から持ってきたら良かったと思う物について

日本から持ってきたら良かったものは、2つあります。1つ目は、筆記用具です。もちろんこちらでも筆記用具は買えるのですが、値段が高く、それほど良いものでもありません。全ての筆記用具を日本から持ってくる必要はありませんが、荷物にならないように、シャーペンや、赤ペン、蛍光ペンなど必要最低限のものは持ってきた方がいいと思います。ノートはわざわざ持ってこなくても大丈夫だと思います。2つめは、シャンプーや洗顔用品です。こちらでも、パンテーン、ダブといったシャンプーや洗顔用品は買うことができますが、日本人の髪、肌用ではないので、髪の毛が乾燥してしまったり、色が落ちやすくなったりしてしまいます。友達がこちらのメイク落としを使ったのですが、肌が赤くなり、痛みが出たとのことです。特に気にしない人はいいのですが、シャンプー、コンディショナー、トリートメント、洗顔用品は日本の普段使っているものを持参することをおすすめします。しかし、水の成分もずいぶん違うようで、たとえ日本の製品を使っていたとしても、髪が乾燥し、痛むということは避けられないようです。

 

2. 現地の学生、友人について

よくアメリカの大学生はよく勉強する、という話を聞きますが、それは必ずしも当てはまるとは限らないとこちらに来て実感しました。たしかに課題や発表も多く、熱心に取り組む生徒も多いと思います。しかし、課題も適当に済ませる学生も少なからずいますし、発表の時も、準備不足、一夜漬けで準備したと思われる学生もいます。日本人は勉強よりもバイトや遊びに時間を費やすというイメージがあり、否定もできませんが、しっかり勉強している人もいます。ここにきて感じたのは、アメリカ人学生も日本人学生も、同じ学生で、しっかり勉強する人はするし、レイジーな人はレイジーなのだということです。こちらでできた友人は、他国からの留学生、アイダホ大学で出会った日本人学生、アメリカ人学生の友人たちです。他国からの留学生とは、最初のオリエンテーション、IPO(International Programs Office)主催のイベント、授業で会ったりしました。日本人学生は、日本語のTAをしているときに知り合いました。アメリカ人の学生は、日本語のクラスで出会ったり、クラス内仲よくなったりしました。友達を作るのに越したことはないと思います。というのも、同じクラスを取っている場合はテストに向けて一緒に勉強できますし、どのクラスが面白いか、だれがいい先生かの情報を得ることができます。また英語のスピーキングを向上させるには、人と話すのが一番だと思います。インターナショナルの学生と話すのはコミュニケーションの向上にはなりますが、独自のアクセントや文法的間違いがたまにあるので、「英語」を向上させるにはアメリカ人と会話するのが一番だと思います。

 

3. 金銭感覚について

アイダホ大学のあるモスコーは、都会でなく田舎です。そのため、生活費も少なく抑えることができます。アパートメントの家賃も月に500ドル~600ドルで、それをルームメイトで割ります。また、レストランも都会に比べると価格は低めだと思います。海外に行くと、ついいろんなものに挑戦したくなり、出費も多くなり、金銭感覚がゆるくなってしまう人も多いと思います。私の場合、節約すべきところは節約して、本当に必要なこと、したいことにはお金を使うことにして、金銭感覚を麻痺させないように注意しています。