Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2011年9月号 国際文化学部 D.F

オリエンテーションについて

はじめに、VANDAL CARDという学生証のようなものを作らされます。これは、寮に入る際のカードキーとしても使い、寮の中のカフェテリアでご飯を食べるときにも使うとても大切なカードです。私はオリエンテーションが始まる4日前にこちらに到着したのですが、到着した初日はカードが無いため大学近くのモーテルで一泊し、2日目にカードを作りチェックインをすることができました。

オリエンテーションの内容としては、初めにVANDAL CARDの使い方やアメリカで外国人として暮らすにあたっての注意事項などとても大切な内容ばかりでした。なによりも大切だと思ったのは、アメリカでは21歳以下の人がアルコールを飲んではいけないということです。お酒を飲むことはトラブルの原因になるので21歳以下の人は充分注意した方がいいと思います。また、車の運転についても充分注意するように言われました。実際のところ交換留学生は車の運転をしないことが基本事項なので、それに関してはあまり重要ではありませんでした。

私はTOEFLのスコアが学部の授業をとるために必要な得点に満たなかったため、アイダホ大学付属の語学プログラムALCPからのスタートになりました。なので、オリエンテーションの前半はその語学プログラムの説明とプレースメントテストがありました。このプレースメントテストで生徒は適切なレベルに分けられます。レベルは1から5まであります。

 

環境について

アイダホ、モスコウの環境は一年を通して乾燥しています。なので、乾燥対策グッズは日本から持ってくると役に立つと思います。気温に関しては、冬は一日を通して、マイナス15度くらいで毎年11月中旬ぐらいから雪が降り始めるそうです。夏は基本的には温かいのですが、夜と昼の温度差が非常に大きいのでこちらの学生は夏によく体調を崩すそうです。お昼はだいたい25度から30度くらいで、夜は10度から19度くらいです。特に夜は日ごとに温度が違ってくるので、体調管理には充分注意が必要です。

私の住んでいる寮

住居に関しては、私はWALLACEという大学キャンパス内の寮に住んでいるのですが、とにかくにぎやかです。基本的に一つの部屋に自分とルームメイトがいるのですが、電子レンジと高さ1メートルくらいの冷蔵庫(冷凍庫付き)が一部屋に一台ずつついています。あと二段ベッドとクローゼットとたんすと教科書を並べる棚が一部屋に二つ、洗面台が一部屋に一つあります。トイレとシャワールームは一つ隣の部屋と共同になっていてその部屋とは一つのドアがあるだけで隣の部屋の学生ともほとんどルームメイトのような関係です。WALLACEで料理を自分で作りたい場合は共同のキッチンが建物の地下に一つだけあって、それを利用することになるのですが、ほとんど誰も使っていません。場所も不便な位置にあるので、学生は必然的にBOB’sというビュッフェ式のカフェテリアのミールプランをセメスターごとに買うか、外食でご飯を食べます。私は一週間に19回BOB’sで食べられるようにミールプランを買ったのですが、実際はカフェテリアが空いている時間の関係と現地の友人がご飯に誘ってくれたりするので19回も使っていません。BOB’sは平日、休日関係なく午後7時に閉まります。

自由テーマ(キャンパス内の建物について)

日本人の友達が住んでいるもう一つの寮

図書館は平日、夜の12時まで開いています。キャンパス全体に無線ランが通っているので、図書館の中でもパソコンは使えます。私は部屋ではあまり勉強に集中できないので、頻繁に図書館か静かな場所に勉強道具を持って行ってするようにしています。寮自体がキャンパスの中に位置しているので、夜遅くまで図書館で勉強していても5分くらいで戻ってこられるのでとても便利です。他には、アイダホコモンズという大きな建物があり、多くの授業がそこで開講されています。コモンズには生徒が学習のために無料で利用できるたくさんの部屋があって、自習の部屋はもちろん、クラブのミーティングなどに利用できるものや、深い思考力を身につけるために作られた部屋などがあります。よくarchitectを専攻している学生たちが集まってミーティングや作業をしているのを見ます。文房具屋さんはコモンズの中にあります。そして、少し離れたキャンパスの端の方には本屋さんがあって、授業で使われる教科書はほぼすべてそこで買います。本屋さんの向かい側にはStudent Union Building(通称SUB)という建物があって、授業料を払ったり、VANDAL CARDをなくした際に再発行を申し込むのもこの建物です。SUBの地下にはパソコンルームがあってノートパソコンを持ってない人はそこでパソコンを使った自習ができると思います。しかし、ノートパソコンはあるととても便利なので日本から持ってくることをお勧めします。