Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2011年12-1月号 国際文化学部 D.F

*冬休みについて*

冬休みは12月17日から1月10まで約3週間ありました。モスコウの冬休みは正直言って少し退屈かもしれません。友達になった生徒や他の国から来たインターナショナルスチューデントの学生はほとんどが自分のホームタウンに帰ってしまうか、他の州に旅行に行ってしまうかのどちらかです。特に冬休みはクリスマスを含むので、アメリカ人の学生は家族と一緒にクリスマスを過ごすために、ホームタウンに帰ります。アイダホ大学の学生はモスコウ人口の大きな一部なので、冬休みのモスコウは一気に人がいなくなって少しさびしい感じがします。

冬休みは私が住んでいたWallaceという寮が閉まってしまうので、400$払ってLLCという他の寮に一時的に移らなければいけないはずだったのですが(交換留学生は400$を払う必要はありません)、ボランティアでヘルパーとしてよく訪ねていたアイダホ大学の日本語クラスの生徒の一人が、冬休みだけその方の家にホームステイすることを提案してくれたので、そうすることにしました。

 

*ホームステイについて

ホームステイを提案してくれた日本語クラスの生徒は夫婦で授業をとっていた人で、以前ご主人(ブライアンさん)のお仕事の関係で、日本に3年間住んでいて、現在モスコウに住んでいるという家族でした。奥さん(デボラさん)が本当に日本好きな方で、毎日、夕食の後に日本で経験したことを話してくれました。ブライアンさんは私とよくカードゲームをしてくれました。クリスマスにはカトリックの教会へみんなと一緒に行きました。クリスマスはアメリカにおける最も大きなイベントだそうです。デボラさんたちには5人の子どもがいるのですが、末っ子のリード君はまだ7歳なので、家族みんなでサンタさんが本当に存在しているようにふるまっていたのがとても素敵でした。リード君はとても元気な子で、初めて会ったときはアジア人に少し緊張しているようでしたが、すぐに慣れて一緒にテレビゲームをするようになりました。長男の方は車でモスコウマウンテンに連れて行ってくれました。長女の方は、私も好きなGleeが好きだったので、私へのクリスマスプレゼントとしてGleeの全部の曲を集めたCDアルバムを作ってくれました。このホームステイは私にアメリカの家族がどのように暮らしているのかを教えてくれる素晴らしい機会となりました。私にとってアメリカにおける忘れられない経験の一つです。

 

*ウィンタースポーツについて

冬休みの終わりに友達とスノボーに行きました。LOOKOUT PASSという、柔らかい雪で有名なとても良いスキー場に行きました。私はスキーを小さいころにしたことがあり、父がインストラクターだったということもあり、スノボーは初挑戦だったのにも関わらず、変に自身がありました。しかし、実際挑戦してみると、スノボーはスキーよりもずっと難しく勇気がいるスポーツでした。初日はボードに乗る感覚に慣れることができず、派手に転んでばかりで、体があざだらけになりました。特に尾てい骨が痛いです。2日目は初日の夜のイメージトレーニングの成果でかなり楽しめるようになったと思います。

 

*一学期が終わって

このプログラムの前期が終わって、英語に関してはまだまだ大きく成長できる部分があると思います。英語だけでなく、このモスコウに来るまでに達成しておけばよかったことがたくさんあります。出発前は結局いろんな準備が初めてで何をしていいのかがよくわからなかったり、提出書類を出し遅れたり、期末テストでばたばたして充分な英語の準備ができませんでした。それは、こちらにきてこの一学期で大きく影響したと思います。なので、これから留学をしようとしている学生には本当に準備を徹底したほうが良いということを伝えたいです。こちらにきて何もかもが初めてという状況だと、大きなチャンスを逃すことも多く、落ち込むことも多くなるのだと思います。

前期での大きな収穫は、こちらの日本語クラスに頻繁に顔をだして、生徒に顔を覚えてもらって、たくさんの学生と交流することができたことです。新しいセメスターが始まって、生徒が新しい授業にわくわくしているような時期は新しい出会いのチャンスなので、積極的に前向き思考でがんばっていきたいと思います。