Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2011年10月号 文学部 C.Y

授業紹介

私は今、ALCP levl3のクラスをパスしてlevel4のクラスを受講しています。まず、前セメスターでのlevel3クラスの授業ですが、初めは本当に不安で仕方がありませんでした。特に私はリスニングが苦手だったので、宿題のアナウンスを聞くのも一苦労でした。また、授業中はとにかくほかの国の積極性に驚きました。本当に日本ではなかなか見られない光景なのですごく新鮮ですが、同時に自分があまり聞けなくて喋れないことに初めは大きく不安を抱きました。辛くて日本が恋しくなることもありましたが、毎日少しずつ慣れていくことができました。そして、授業としてはReading, Grammar, Speaking&Listening, Elective(私はspeed readingとIntermidiate Listeningをとっていました) の4種類のクラスがありました。Grammarは中学生や高校生のレベルだったので簡単だと思っていましたが、授業を受けて自分に足りない部分やあいまいな覚え方をしていることがわかり、改めて文法の復習ができたと思いました。Readingでは、接続詞や要約、引用の仕方などのエッセイを書く際の基本的な要素について学びました。そしてElectiveのクラスであるspeed readingでは、たくさんの単語の中から指定された単語を見つけ出す目のトレーニングや長文をできるだけ早く読んでタイムを測り自分が1分間に何ワード読めているかをチェックしていました。もう一つのElectiveのクラスであるListeningでは、映画を毎回少しずつ見てクラスメイトと自分たちの意見を交換するというものでした。もう一つのIntermidiate Listeningのクラスでは、映画を見て生徒たちで意見交換をするという授業でした。最後にSpeaking&Listeningでは、たくさんのプレゼンテーションをしました。日本では、授業の中でプレゼンテーションをする機会はなかなかなかったので(特に私は文学部なので)、これは本当に就職の際に役に立つなと思いました。そして今私はlevel4の授業を受けていますが、やはりレベルが上がったなと思うほど違いがあります。自分と周りの友達を比べてしまうとついつい焦ってしまいがちですが、何よりもまず自分に打ち勝つことを目標に今は頑張っています。

カルチャーショックについて

私はALCPの生徒なので、アメリカ人だけでなく中国やサウジアラビアなどの国の人と接することも多いのですが、彼らと一緒に日々生活していて教育の力はすごいなと思いました。何よりもまず、授業での発言が非常に多いです。日本では本当に見られない光景です。しかしながら、生活面では私は日本人でよかったなと思ったことのほうが多かったです。たまたま私が知り合った人だけかもしませんが、大変マナーの悪い人が多かったです。特にほかの国から来ているALCPの学生は、16~19歳ぐらいの子が多かったので仕方がないのかもしれません。また私はアメリカ人のルームメイトが1人と3人のスイートメイトと暮らしていたのですが、そのスイートメイトの中の一人がある日彼氏と部屋で別れ話をしていてすべてが丸聞こえでした。そしてそのスイートメイトはのちにノイローゼのようになり、救急車で運ばれていったこともありました。私は、アメリカ人の人は本当にオープンだなと思いました。また、私には理由はよくわかりませんでしたが部屋の中で衝突が起きたこともありました。その時は、3人のうち2人のスイートメイトが面と向かって口論していました。その時私のルームメイトは、TVを見ながら爆笑していました。日本人ならたぶんTVは見ていられないだろうなと思いました。他にも細かい部分でいろいろありますが、あぁこんな人も世の中にはいるんだなとあまり深く考えないようにし、自分に負担をかけないようにしていました。

保険について

私は、こちらに来て1か月ぐらいで自分の歯に虫歯のような歯があるのを発見しました。私は歯の治療が嫌いなので、これ以上悪くなる前に歯医者に行きたい!と思い歯医者に行くことを決心しました。しかし、海外での歯の治療には保険がきかない場合、帰国して治しても値段が変わらないといわれるほど高額な治療費がかかります。そして、龍谷大学で入った保険とアイダホ大学の保険はどちらも歯科はカバーすることができませんでした。私は親に相談して、保険がきかなくてもこちらで治療することを選びました。モスコーの町の歯医者さんは、私の寮からは少し離れていて歩いて20分ぐらいかかりました。しかも歯医者さんは、平日5時までで土日は休みで、毎日授業が5時ぐらいまである私たちにはなかなか行くことが難しいです。私は2つ目のセメスターが始まる前に行こうと思っていましたが、予約が取れなくて結局level4初めての授業の時間に行くことにしました。IPOオフィスの方に事情を説明すると、小さなメモでもがあれば(治療したことを証明するもの)、遅刻や欠席は取り消してくれるとのことでした。そして歯医者に行って診てもらったところ、ただのステインでした。値段は90$で現金やチェックで払うと5%offになりました。結局私は保険を使うことはなかったのですが、出国する前にもっと保険の内容をチェックしとけばよかったなと思いました。また、出国する前に気になる歯があれば、きちんと治療してから出発することをお勧めします。