Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アイダホ大学
2010年11月号 国際文化学部 A.A

授業紹介②

現在受講しているReadingクラスの授業紹介をしたいと思います。この授業では映画のイデオロギーについて学びながら3つのエッセイの完成とScrach Beginnerという洋書の読破を目標としています。

具体的にどんな事をしているかというと、初めのエッセイはBlack Riderという10分ほどの短い映画を見て、その映画の要約と自分の意見を書きます。初めに自分の意見を書くためのスチール写真の分析の仕方を学べます。例えば光の当たり具合、カメラの角度、人のポジション、色など分析の仕方は様々です。その中から3つの要素を選び、その要素がどのように監督が映画に込めたメッセージにつながっているかを書きます。

二つ目は自分で映画を一本選び、それについて分析します。まず一つのスチール写真を映画の中から選び、その写真がどのように映画のイデオロギーに関連しているかを書きます。あと最後のエッセイはまだ始まっていないのでわからないです。

映画のイデオロギーを理解するには監督の経歴など様々なことを調べないといけなので大変ですが、身近な映画というトピックでアバターやタイタニックなど有名な映画を教材に使っているのでとても面白いです。そして洋書の方はアメリカンドリームに関係する話で、主人公のアダムはアメリカンドリームはまだ存在することを証明するために$25と生活用品をもって旅に出ます。この本は基本的に宿題で、この本に関連した問題などを授業中に時間を使って書いたりします。

危険を感じたこと、トラブルについて

今回は治安、危険を感じたこと、トラブルについて書きたいと思います。まず、アイダホの治安に関しては他の州にほとんど行ったことがないのでわからないのですが、アメリカ人の友達から聞くと比較的安全だそうです。深夜もバーの周りは酔った学生たちが多いですが、絡まれたりしたことはありません。ただし、一度トラブルに巻き込まれたことがあります。

友達の運転で釣りに行っていた時のことです。アメリカの道路は広く、またアイダホは田舎町ということもあって、少し大学の周りを抜ければ車が多くなかったため、友達は40キロの法定速度のところを70キロで走っていました。すると後ろから来た警察官に見つかり、車を脇に止めるように指示されました。車に乗っていたのは3人とも留学生だったので、パスポートを見せることを要求されました。その時警察官の腰に拳銃が見えて、かなり驚きました。初めて見る拳銃が、こんな場面だとは思ってもいませんでした。でも警察官の方たちは、諭すように順序だてて色々話してくれたので安心しました。その後は釣りを楽しみましたが、切符を切られた友達だけは罰金を払わないといけないので、釣りのあいだ終始がっかりしていました。トラブルに巻き込まれた経験はそれ位しかありません。自分から危ないことをしなければアイダホは比較的安全だと思います。

自由テーマ

私は交換留学生ですが半年留学なので、これが最後のマンスリーレポートになります。だから、最後にアイダホ大学でできた2人のアメリカ人の親友について書きたいと思います。

まず初めにルームメイトのクリスです。クリスとはアイダホに来る前からFacebookでメールを少ししていたので、初めて会ったときから自然にうち解けることができました。クリスが来る前の3日間は一人で暇で寂しくて、早くに日本に帰りたいと思っていましたが、クリスは着いたその日から僕を遊びに連れて行ってくれて、アメリカライフが楽しくなりました。クロイチゴ摘みや映画を観に行ったり、よく一緒に食事やジムに行ったのも楽しかったし、夜に「Family Guy」(TV番組)を観るのが日課になっているのもいい思い出です。そんなクリスと別れるのは辛いですが、日本に帰る前にクリスの家に遊びに行くのでとてもわくわくしています。

そして、二人目はカンバセーション・パートナーのカーリーです。カーリーは日本語を勉強していて日本に興味があるので、カンバセーション・パートナーに応募してくれました。カーリーは初めに会った時から信じられないほど優しくて、何回助けてもらったかわかりません。カーリーが日本語を勉強していることもあり、一緒に勉強を教え合ったり、昨日はハリーポッターの最新作を観に行きました。カーリーは来年日本に一年間留学に来るので、日本で一緒に遊ぶのが楽しみです。この二人だけでなく、たくさんの友達ができました。他の交換留学生、インターナショナルの子達などなど、本当にアイダホに来る前は考えてもいませんでした。あと帰国までの1月間は皆と、できる限り楽しみたいと思います。