Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2018年12月号 国際学部 M.H

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

幸いなことにこのカナダの留学生活で、特別危険に感じたことや実際にそういった体験をしたということはないです。基本はキャンパス内という限られた環境下で生活をしていることが関係していると思いますが、トロントに行ったときやロンドンのダウンタウンを歩いている時も危険だとは思いませんでした。深夜を過ぎてからキャンパス内で一人で歩いたことも何度もありますが、大学内という限定された環境だけあって、危ないとはほとんど思いません。勿論ほめられたことではありませんが。

しかし、いくら安全といわれる日本国内においても危険があるように、ここカナダのロンドンにも残念なことにそういったこともあるようです。日中のダウンタウンを歩いていて特に危険を感じたという経験はありませんが、夜になると雰囲気がガランと変わり、皆口をそろえて危険だと表現します。現地の友達も特に夜のダウンタウンや East of Adelaideは一人で歩かないほうがいい、と言っています。トロントに行った時も電車に乗っていると、早歩きで車両を移動しながら紙を渡そうとしてくる人にも出会いましたし、道端に座り込み歩道者に物乞いをするような人も少なからずいました。しかし、日本でもするべきことではありませんが、図書館などで荷物を置いていても盗まれたということはあまり起きません。それでも何事にも注意を払うべきなのは変わりません。それはどこにいても同じことなのではないのでしょうか。

 

授業について

今回は授業に関する話題についてシェアします。まず、交換留学生はHuronの授業しか登録することができない規制があります。また一学期に最高で5個の授業を登録することができるので、交換留学期間で最高10個まで授業を受講できるという換算になりますし、受講規制がなければコースや学年にかかわらず授業を選択することもできるというお得な点もあります。

私はFall Termに5個のコースを受講しました。日本にいた時に授業登録希望書を提出しましたが、実際は予定とはすこし異なるアカデミックスケジュールとなりました。龍谷大学の授業履修制度とほとんど同じで、ある一定の期間まで授業を登録また辞退することができるので、授業を受けてみてから変えることもできます。ただ、授業開始の一週目からReading Assignment があったり、出席を確認したりするので、すこし気を付けたほうがいいかもしれません。

おそらく、一番この記事を読んでいる方が気になっていると思われる受講した授業についてですが、Historyのコースから二つと通年のSpeechの授業、そして WritingとJapaneseからそれぞれ一つの授業を受講しました。 Writingは英語以外を母語をする学生を対象としたもので、教科書を使用しながら英語でのWritingの書き方と大学のエッセイフォーマットについて勉強し、かなり他の授業でエッセイを書く際に役立ちました。HistoryからはHistories of LoveとGender and Modern Europe、そしてPerspectives of Japanを受講しました。Speechは通年の授業なので現在も引き続き受講していますが、前期はなんとか切り抜けたという感じなのが実情です。またHuronの大学自体がとても小規模なので、教室もそれに比例して小さくこじんまりとしています。なので生徒と教授との距離が日本の大学と比較して近い印象を受けます。