Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2017年12月号 国際学部 T.K

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

治安については、おおむね安全だと今のところ感じています。キャンパス周辺は夜でも、警察やボランティアでキャンパス内を見回る人たちがいるので、夜にキャンパス間を移動する際も安心できます。自分も一度夜に他のキャンパスの図書館へ行く際に、道に迷ったことがありましたが、ボランティアで見回りをしている人に助けてもらいました。その他にも小さなことですが、落とし物などはしっかりとキャンパス内の交番に届けられていますし、そのようなことがあれば、学生たちが独自で立ち上げているフェイスブックのグループに、どのような落し物があったかが投稿されます。そのため、キャンパス内において治安に関する心配はあまりないかと思われます。しかし、しいてキャンパス内での悪い例を挙げるとすると、自分の住んでいる寮の火災報知器が2ヵ月半の間に4回なったことです。幸い誰かが寮内でタバコを吸ったため火災報知機が作動したようですが、3回目4回目になると、本当の火事ではないことを推測してしまい、回数が重なるごとに避難のスピードが落ちていることに危険を感じました。またキャンパス内を少し離れてダウンタウンに行くと、夜にはマリファナを吸って、目の焦点があっていない人などを見かけることも多々ありました。そのような環境であるにもかかわらず、夜のダウンタウンで見回りをしている警察官をここ4か月で見たことがなく、夜に一人でダウンタウンにいくには少し危険だなと思いました。


②学期末テスト期間のふりかえり

学期末は課題やテスト勉強などに追われ、大変忙しかったです。テストが3つだけなのにもかかわらず、自分には息をつく余裕もありませんでした。テストが3つだけならまだしも、それに加えて、2つ期末レポートもあった自分は、テスト数週間前からレポートを始めたのにもかかわらず、テスト期間が始まるぎりぎりまで、レポートに時間を費やしていました。単にレポートと言っても、日本で経験してきたレポートのやり方では話にならないような質の高さを求められ、自分より英語ができる他の交換留学生ですらも頭を抱えている状態でした。自分より英語ができる人が悩んでいる状況で、自分が気を抜けるはずもなく、自分の英語に自信がない自分は、人の何倍もの努力が求められましたし、タイムマネジメントの重要さも学びました。結果的には、人の何倍も努力をしたとはとても言い切れませんが、自分なりには、やり切れたと感じています。ただ学んだことは、来期からいかに自分が勉強に焦点を置かないといけないかということです。日本で自分が得た知識をつなぎ合わせて、やりきるには明らかに力不足であることも学んだので、キャンパス内で頼れる機関には頼ろうと思いました。英語を習得したいと思い交換留学に挑んだ自分は、他の国で英語を使って何かを学ぶという交換留学の目的には、現時点では達していないということに交換留学をして初めて気づかされました。