Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2017年11月号 国際学部 T.K

①カルチャーショックについて

カルチャーショックのネガティブな面については、夜少し暗くなってからダウンタウンに行くと、マリファナを吸ってふらふら街を歩いている人がいてその点については少しカルチャーショックを受けました。ロンドンではマリファナは違法の扱いとなっていますが、人目を気にせず吸っている人たちもいるので、一人で夜のダウンタウンに行くにはいまだに少し躊躇します。学生寮内ですらも吸っている人たちがいるので、出国前のミーティングでドラッグについての話は本当にあるんだなと思いました。それから自分にとって唯一の移動手段であるバスが当たり前のように遅れてくることにもすごく驚きました。ある程度の遅れはあるものだと思っていましたが、遅れるのが当たり前ほどだとは思っていませんでした。20分から30分遅れることもざらにあります。またバスが満員なら、その日最後のバスでもバス停に止まることなく行ってしまいます。こっちにはウーバーと呼ばれるタクシーのようなものを携帯アプリから呼ぶこともできますが、現地での携帯を持っていない自分にとっては唯一の移動手段が時間通りに機能してくれないのは非常に不便です。

ポジティブな面でのカルチャーショックについては、授業内ではほとんどの人が意見し、その意見に対し意見する人もいて、教授がただ前で話してるだけではなく一人一人の意見が尊重されていて、クラス全員で授業を作っているという感覚になります。

②日本から持ってきてよかったもの

日本から持ってきてよかったものは、一つ目は冬用のコートやブーツなどの防寒具だと思います。自分自身日本食などにまったく未練がなかったので、日本食などは持ってきませんでした。しかし、冬用の防寒具についてはカナダの冬には必須なうえ、こちらに来てから買うとなるとその分のお金もいるので持ってきていてよかったと思いました。ブラックフライデーなど安くなる時期を待って買うのも一つの方法ですが、ブラックフライデーがある11月まで待てるほどカナダの気温暖かくはないですし、買いに行く場所も近くにモールが一つしかないため、何を買うかの選択肢は限られたものになります。二つめは、ボイスレコーダーです。正直講義の内容が半分もわからない授業などもありました。しかし録音して繰り返し聞くことで少なくとも重要なことは理解できるようになりました。録音するにはもちろん担当教員の許可が必要ですが、英語ですべての講義を受けるということに不安を感じていた自分にとって、不安を解消してくれたアイテムだとも言っても過言ではありません。しかし特にこれを持ってきて得をしたという経験もありません。なぜならたいていの物は大学内の施設で買うことがかのうだからです。結果的には、こちらの生活にはさほど不便を感じることなく過ごすことができています。