Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2016年1月号 国際文化学部 N.O

〈試験について〉

ヒューロンの試験は、龍谷大学のテスト期間と似たシステムで、授業が12月上旬までありその後の2週間程度が期末試験期間になります。授業によっては、最後の授業の時にテストが行われたり、レポートを提出したりというものもあります。私は授業の最後でレポートを提出するタイプの授業もあれば、テスト期間中にテストを受けるタイプもありました。授業によって試験期間も異なりますが、だいたいのテストは2~3時間あります。テストの形式は、いくつかの選択肢の中から適当なものを回答する(multiple select)タイプや、授業で取り扱ったテーマについて自分の考えを(essay)タイプのものなどがあります。私が受けたテストはessayタイプのもので、テストが開始され問題を見てから自分で構成を考えて意見を述べるのがとても大変でした。

このテスト期間中は、図書館が24時間開いていて学校も勉強一色という雰囲気になります。普段は夜遅くまで元気なカナダ人たちもこの期間は図書館に通い詰めたり、部屋で静かに勉強したりしていて、寮がとても静かでした。どこかみんなの顔も疲れているように見えました。勉強漬けの日々で大変でしたが、テスト期間は図書館に行ったり、友達と勉強したりで良い時間だったように思います。

〈Japanese Student Associationについて〉

日本の大学のサークルのようなものがヒューロンにあり、留学生も自分の好きなクラブに加入することができます。(クラブ加入に$5かかります)私はJapanese Student association(JSA)というものに入っていて、このクラブには日本のバックグランドを持つ人や日本に興味がある人が参加しています。主な活動としては、Japanese conversationcircle(日本人留学生と日本語を勉強している人が週一でおしゃべりをする)というものや、ご飯を食べに行ったりカラオケやボーリングなどをしたり映画を見たりするといったものがあります。みんな日本に興味があったり日本語を勉強したりしている人ばかりなので、日本人と話せるのは楽しいといってくれますし、日本人留学生の私たちも友達がたくさんできたり、学ぶことがたくさんあったりでとても楽しいです。日本に来たことがある外国人が私の知らない日本のおすすめの場所を教えてくれたり、甲子園や日本のジャニーズについて熱く語ってくれたり、アニメをひたすら紹介してくれたりで、毎回のイベントが楽しみです。(日本のアニメは本当に海外で人気があり、私よりはるかに詳しい人がいっぱいいます。)

JSAの他にもスポーツから文化、ビジネス、音楽、政治、国際関係、宗教、など幅広い分野のクラブがあるので、自分の興味のあるものに参加することをおすすめします。

写真はJSAの人たちと日本食を食べに行った時のものです。みんな寿司が大好きで私が寿司が苦手だというとそれでも日本人かという反応をされます。