Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2014年2月号 国際文化学部 M.S

<カルチャーショックについて>

カナダにきて予想範囲内のカルチャーショックはありましたが、大きなカルチャーショックというのはなかったです。それでもやはり違いを感じたことを書こうと思います。

・時間に対するゆるさ “日本人は時間に正確”とよく聞きますが、本当にその通りだなぁとカナダにきて感じました。例えば何か集合時間があっても、たいがい時間通りにくるのは日本人だけです。それでも集合時間があれば、何となくその時間に行かなければと思う私は、やはり日本人だなぁとよく感じます。人だけでなく、バスなども時刻表通りにくるのは稀です。でも最近はそのゆるさにも慣れてきました。

・現地学生の娯楽 こちらの学生、特にWesternの学生は毎週のように金曜日や週末になると、パーティをしたりしてとりあえず楽しんでいる姿をよく見ます。2回生になるとoff campusに住む学生が多い一方で、1回生は多くの学生が寮に住んでいるので、mainの寮では週末などはとても盛り上がっているとよく耳にします。その分、私はhouseに住んでいるのでそこまで感じることはありませんが、それでもたまに朝方まで騒いだりしていることがあると、少し違いを感じることはあります。この寮に住むというのも日本との大きな違いかなぁと思います。日本では大学生になると一人暮らしをする人はたくさんいますが、一方で通える範囲だと家から通う人が多いのも事実です。でもこちらでは、1回生は寮に住み、2回生からは気の合う人とshareするというのが主流のようです。

・アジア人というminority カナダは多国籍国家とゆわれていますが、それでもやはりまだアジア人がminorityという事実は変わりません。現地の人からすれば、中国人・韓国人・日本人などではなく、“アジア人”としてひとくくりで見ているという印象を受けます。今まで日本で過ごしてきた私にとって、自分がminorityになるのは初めてのことなので、それによって差別されるといったことはありませんが、それでもやはり何となく居心地が悪いときがあるのは確かです。今までそういう風に考えたことがなかったので、いい機会になったかなぁと思います。

reading week中のmain campus

 

<自由テーマ>

今回は2月17日~2月23日まであったreading weekについて書こうと思います。このreading weekは後期が始まり、midterm、日本でいう中間試験や中間エッセイなどの時期が終わったあとにある1週間の休みのことです。このreading weekが終われば学期末ということですごく忙しくなるので、その前に学生に与えられる準備期間、または休暇といったようなものです。 このreading week中には、留学生向けにOttawa, Montreal, Quebecへの旅行が準備されているので、希望者はいくことができます。3泊4日で有名どころをしっかり押さえることのできるスケジュールが組まれており、自分で行くよりも安い値段でいくことができるので、興味がある人は申し込むと良いと思います。去年は募集人数に足りず、実施されなかったそうですが、今年は実施することができたようです。私は色々なことを考えると、行くのをやめましたが、行った友人はすごく楽しかったと言っていました。またほとんどの現地の学生は、ちょうど2月17日がfamily dayと呼ばれる祝日だったのもあり、家に帰っているようで、キャンパス周辺は人がすごく少なくなっていました。 私は、このreading week中はちょうどソチオリンピックの真最中だったので、色々なところへおいしいものを食べに行ったり、友人とテレビでフィギュアスケートを観戦したり、映画を借りてきて見たりと、とても充実した1週間を過ごすことができました。また、London市内にすごく小さいのですがスキー場があるので、1日くらい少しどこかへ出かけよう!ということで、龍谷大学からきているもう一人の留学生とスノーボードをしにいきました。平日ということもあり、人も少なく天気にも恵まれとても楽しい1日を過ごすことができました。 このreading weekが終われば本当に忙しくなり、授業も残すところ1か月と少しになります。最後まで気を抜くことのないように頑張りつつ、残りの時間を大切に楽しもうと思います。

スキー場Boler Mountain

バレンタインの時期のマーケット